NEC、“業界最高の発光効率”のE17口金LED電球

~ハロゲンランプに置き換わるE11口金タイプも
LIFELED'S(ライフレッズ) E17口金タイプ

 NECライティングは、“業界最高の発光効率”を謳うE17口金のLED電球「LIFELED'S(ライフレッズ) E17口金タイプ」を、4月25日に発売する。光色は、昼白色相当の「LDA5N-H-E17」と、電球色相当の「LDA5L-H-E17」の2色。価格はオープンプラスで、店頭予想価格はいずれも3,000円前後。

 一般家庭のダウンライトなどに採用されているE17口金に使用できるLED電球で、消費電力1W当たりの発光効率が高い点が特徴。新しい蛍光体と内蔵点灯回路の効率を改善したことで、小型電球40W形とほぼ同じ明るさながら、消費電力は40W形の約1/8となる4.5Wとなり、昼白色相当の発光効率は104lm/Wとなった。同社では“業界最高の発光効率”としている。なお電球色相当の場合、発光効率は91lm/Wで、明るさは小型電球25W形相当となる。

 また、色の再現度を表す「平均演色評価数」は、昼白色相当・電球色相当ともにRa80。色の見え方が自然で違和感がないという。

 本体サイズは35×70mm(外径×全長)で、重量は45g。全光束は、昼白色相当が470lm、電球色相当が410lm。配光角は120度。設計寿命は40,000時間。密閉型器具での使用にも対応する。

ハロゲンランプに置き換わるE11口金のLED電球も発売する

 このほか、ハロゲンランプ60形との交換を狙ったE11口金のLED電球も、4月11日に発売する。光色は昼白色相当と電球色相当があり、それぞれに配光角18度と30度が用意される。希望小売価格は7,700円。

 従来のハロゲンランプに比べると、消費電力を約1/6に抑えながら、同等の最大光度が確保できるという。また、設計寿命は約10倍の30,000時間で、高所などランプ交換が困難な場所の使用に最適という。






(正藤 慶一)

2011年3月3日 13:21