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Roborock最上位ロボット掃除機、パワフルなのにコンパクト 脚で階段上る未来モデルも
2026年5月19日 12:30
Beijing Roborock Technology(ロボロック)は、ロボット掃除機のフラッグシップモデル「Roborock Saros 20 Sonic」を6月1日に全国のヤマダデンキやヤマダウェブコムで発売する。価格は285,780円。予約受付は5月18日より開始する。
毎分4,000回の高速振動と高い加圧による水拭き機能と、高さ最大8.8cmの二重段差を乗り越える機構を装備。また、LDS(Laser Distance Sensor)レーザー技術により、スムーズな走行を実現し、広範囲でも高精度なマッピングを行なう。
独立モーターを用いた高速振動モップシステムは、毎分4,000回の音波振動と、従来機Saros 10と比べて1.75倍の強い圧力で磨く。モップヘッドの掃除面積は27%拡大。モップが伸びることで壁際まで届くようになっている。モップは吸水性が高く、床をムラなく拭き上げ可能。
段差の乗り越えは最大8.8cmに対応。厚さ最大3cmのカーペットにも対応し、カーペットの毛足に合わせて本体の高さを自動調整。毛足の長いカーペット掃除でも高いホコリ除去を可能にするという。
吸引力は36,000Pa。らせん状の2つのメインブラシがゴミや髪の毛を集め、パワフルに吸引。弧状デザインの非対称サイドブラシは、遠心力を利用した動作によって長い髪の毛やペットの毛などが絡まらず、ゴミをかき集める。いずれのブラシも同社試験において「毛の絡まり度0%」としており、手入れの手間を軽減する。
本体は高さ7.98cmの薄型デザインで、家具下の低いスペースにも進入する。上部のLDSレーザーセンサーが自動で格納できるため、家具の下など低い空間の掃除も行なえる。
LiDARセンサー格納時も視野角100度の後方視野を維持し、約7cmの空間でもマッピング。ナビゲーションには「Reactive AI 3.0 障害物認識機能」を備え、トリプルストラクチャードライトやRGBカメラ、VertiBeam(バーティビーム)側面ストラクチャードライトにより、300種類以上の物体を識別でき、床のケーブルなども回避する。
本体の充電や自動ゴミ収集、モップ洗浄&乾燥を行なうドック部分「New RockDock」は、100℃の高温水洗浄により油汚れを分解し、99.99%の除菌を実現するという。
ドックでは55℃の温風でモップやドック底部、ダスト経路全体を乾燥させ、カビや臭いの発生を抑える。吸引モードでモップだけがドックに残されている場合は、独立モップ洗浄機能を用いて汚れを検知し、再洗浄と再清掃まで行なうスマート汚れ検知機能を備える。自動洗剤投入に対応し、最大65日分の自動ゴミ収集により掃除後の手間を軽減。本体への充電は150分の急速充電に対応している。
スマホと接続することで、Roborockアプリによって詳細な設定が可能。水拭き時の水量や振動の強さなども個別に調整できる。部屋のタイプや利用傾向を学習し、吸引力のアップやモップの汚れに応じた再洗浄など、清掃ルーティンを自動で最適化する。就寝している時間帯には運転音を抑えるため出力を自動調整するなど、生活に合った動作を可能にする。
そのほかにも、ラグを重点的に清掃することや、水濡れを防ぐためにカーペットを完全に回避するといった詳細な設定も行なえる。モップリフトの動作や壁際のエッジ清掃ルートについても、部屋ごとに細かく設定可能。スマートホーム共通規格のMatterにも対応。Amazon AlexaやSiri、Google Homeと連携したスマートホームの自動化にも活用できる。
回転モップのハイエンド機「Saros 20」
ハイエンドの新機種として「Saros 20」も6月1日より各ECサイトなどで販売する。価格は249,800円。
上記のSaros 20 Sonicと同じく吸引力36,000Paのパワフルさを持つが、主な違いは水拭きモップの形状や、障害物回避のセンサー部分など。
モップは2つの円形タイプで、毎分200回転して汚れを落とす。モップの圧力は通常8Nで、頑固な汚れを検知すると最大13Nまで高めてこすり洗いする。3Dセンサー搭載の「StarSight自律システム2.0」により、300種類以上の物体認識と障害物回避を行なう。
充電ドックは、100℃の温水洗浄と55℃の温風乾燥によるNew RockDockを採用する。
「脚で段差上る」コンセプトモデル披露
これまで海外の展示会などで公開したコンセプトモデルも、日本で披露された。その一つが、脚が伸びて段差を上る動きがユニークな「Saros Rover」だ。
ホイールがついた折り畳み式の脚部構造を採用したロボット掃除機。左右のホイールレッグが独立して伸縮することで階段などの大きな段差も昇降する。
動作デモでは、器用に片脚ずつ動かしながら上り、一段ずつ掃除する姿も確認できた。今回は「ロボロックが目指す未来の一部」として登場したが、今後の製品化が楽しみなモデルだ。









