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アクア、狭くても置けるまっ直ぐドラム洗濯機 オゾン+温風で清潔
2025年11月13日 12:00
アクアは、ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム」のフラッグシップモデル「AQW-DXS12A」(洗濯12kg/乾燥6kg)と「AQW-DMS10A」(同10kg/5kg)を11月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は洗濯12kgモデルが300,000円、10kgモデルが270,000円。本体色はホワイトとサファイアブラックの2色で、サファイアブラックのみ2026年1月発売となる。
集合住宅にも置きやすいというコンパクトサイズと大容量を両立した“置ける”ドラム式洗濯乾燥機として提案。タテ型と同等スペースに置けるという本体に、高い洗浄性能と、オゾンと温風を用いた清潔機能、自動おそうじ機能などを備えた。大容量の12kgモデルと、より薄型の10kgモデルをラインナップする。
いずれも外観をリニューアルして奥行きを667mm(12kgモデル)、598mm(10kgモデル)に薄型化。使いやすさを追求したUIと前面がフラットなスクエア形状になった。開けやすくしたラッチ式のドアもフラットデザイン。
水平ドラムの「まっ直ぐドラム」は、衣類を持ち上げ、高い位置からたたき洗いすることで、ガンコな汚れを落とす。ドラムの中で手前から奥まで均一に衣類が回るため絡みにくく、洗いムラや乾燥ムラを抑え、少ないシワで仕上げる。
新機能「オゾンエアウォッシュ」でウイルス抑制※3・花粉抑制※4を実現 [AQW-DXS12Aのみ]は、従来の「エアウォッシュEX」を進化させたもの。頻繁に水洗いしない衣類をオゾンと温風ミストで清潔にする。
同機能では少量の水を使いマイクロミストで衣類に潤いを与え、ヒートポンプ乾燥の温風とタンブリングによってシワを伸ばしながらふんわり仕上げる。オゾンを温風と共に洗濯槽内に循環させ、熱とオゾンが衣類の除菌、消臭、ウイルス抑制、花粉抑制を行なう。
洗浄力を高める「泡フルウォッシュ」は、泡のシャワーで洗剤を衣類に浸透させ、ガンコな汚れも落とすもの。洗いはじめに高濃度の洗剤液を泡立たせ、シャワー状に上から勢いよく衣類に降り注ぎ、洗剤液の泡が繊維の奥まで素早く浸透。汚れを落としやすくする。
使いやすさを追求した「液体洗剤・柔軟剤自動投入」も進化。液体洗剤や柔軟剤を自動で投入でき、洗濯のたびに計量する手間が省け、入れすぎも防げる。新たに、液体洗剤と柔軟剤の自動投入タンクがそれぞれ独立し、個別に取り外して手入れができるようになった。
内蔵の乾燥フィルターをおそうじする「乾燥フィルター自動おそうじ」で、フィルター詰まりによる乾燥効率低下を抑制。乾燥補助フィルターや排水フィルターの手入れは週1回程度で済む。
新機能の「排水フィルター洗浄コース」は、市販のカビ取り洗浄剤(泡スプレータイプ)を使って、排水フィルターや本体側取付部を簡単に洗浄、除菌するもの。
糸くずが気になるパッキンを自動でキレイにする「ドアパッキン自動おそうじ」や、洗濯のたびに洗濯槽の裏側も除菌して黒カビを抑制する「カビケア槽自動おそうじ」、洗濯槽を乾燥させて黒カビを抑制する「らくらく槽乾燥」、「温水槽洗浄(2時間40℃)や槽洗浄(3時間・12時間)」、自動投入の内部経路を洗浄する「自動投入経路洗浄コース」、最高60℃の温水で洗う「お湯洗いモード」なども備える。
なお、両モデルの機能には一部違いもあり、洗濯10kgモデル「AQW-DMS10A」は、センシング機能を用いて汚れ落ちを高めるAiウォッシュ機能や、静止乾燥、除菌乾燥(標準コース)、オゾンエアウォッシュは搭載しない。
12kgモデルの本体サイズは、595×667×943mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約95kg。10kgモデルは奥行きが598mm。12kgモデルの標準使用水量は、洗濯~乾燥時約59Lで、洗濯時約84L。標準コース運転の目安時間は、洗濯〜乾燥時が約139分、洗濯時約29分。消費電力量は、洗濯~乾燥時950Wh、洗濯時55Wh。運転音は洗い約34dB、脱水約42dB、乾燥約45dB。本体カラーはホワイトとサファイアブラック。ドアは右開き、左開きから選べる。