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フィリップス電動歯ブラシ 20年ぶりの駆動部刷新で小型軽量化
2025年9月12日 12:05
フィリップス・ジャパンは、電動歯ブラシブランド「フィリップス ソニッケアー」から、「ソニッケアー 7100」「ソニッケアー 6500」「ソニッケアー 6100」
「ソニッケアー 5500」「ソニッケアー 5300」の5モデルを9月17日から順次発売する。価格はオープン。市場想定価格は15,840円～38,280円。
約20年振りとなる駆動部の刷新により誕生した新シリーズは、初めて電動歯ブラシを使う人にもやさしい仕様ながら、しっかりとした磨き心地を兼ね備えている点が特徴。1分間に約31,000ストロークの音波振動によって唾液の水流を発生させ、歯間や歯茎のすき間に潜む歯垢を除去。従来モデル「プロテクトクリーン」では、手磨き比較で最大7倍だった歯垢除去力が、今回は最大10倍に強化されている。
新モーターにより、磨きにくい奥歯やサイド部分でも安定したブラッシングを実現。自動で振動パワーを調整する「アダプティブ・マグネット・システム」により、一貫した振動で口腔内を磨き上げる。
最大の進化点は、約20年ぶりに刷新された駆動部。同社の研究者たちによる技術開発で、駆動部が従来比で22%小型化。本体(ハンドル)の高さは5%、重さは8%ダウンしている。駆動部にネジや接続パーツを使わない新しい設計を採用したことで、耐久性も向上。家族5人が5年間使用する想定の耐久テストもクリアしている。
【訂正】記事初出時、「重さは12%ダウン」と記載しておりましたが、選ぶブラシヘッドの種類によって重量が変わるため、メーカーよりリリースの訂正があり修正しました(10月3日)
充電時間は約24時間。1回のフル充電で、約3週間使用できる。駆動部の刷新で無駄な動きが減ったことで、持続時間は従来の約1.5倍となっている。
モデルごとの差は、ブラッシングモード数や強さ設定、アプリ対応といった機能面にある。最上位の7100シリーズは4つのモードと3段階の強さ設定に対応し、Sonicareアプリとも連携可能。そのほか6500シリーズは3モード×3段階でアプリ連携可能。6100シリーズは2モード×3段階、5500シリーズは2モード×1段階、5300シリーズは1モード×2段階という構成になっている。
7100シリーズのプレミアムクリーンプラスブラシヘッド装着時の本体サイズは、約28×30×239mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約122g。カラーはホワイト、ブラックの2色展開。
発表会には、普段からフィリップスの電動歯ブラシを愛用しているという俳優の塩野瑛久さんが登壇。新モデルについて、コンパクトかつ軽量化したことで手が疲れにくくなった点を評価したほか、歯垢の除去力や奥歯へのアプローチのしやすさも実感しているとコメントした。
「僕自身が証明ですと言えるくらい愛用しているので、まだ電動歯ブラシを使っていない人にはぜひ試していただきたい」「フィリップスのソニッケアーなしでは歯磨きできなくなる」とコメントし、新シリーズの魅力をアピールした。
コンパクトな口腔洗浄器も登場
なお、小型の口腔洗浄器「ソニッケアー コンパクトフロッサー 1000」も同日発売。価格はオープン。市場想定価格は10,450円。
折りたたみ式の200mlタンクを備え、クリーン・パルス・センシティブの3モードに対応。旅行や出張時にも携帯しやすいデザインで、歯間や歯周ポケットのケアを補完するアイテムとなっている。
充電時間は約4時間。1回のフル充電で、約14日間使用できる。また、IPX7防水仕様のため、水場や浴室でも使用可能。
本体サイズは約65×70×145.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約276g。カラーはライトパープル、ライトブルーの2色展開。
