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オーディオテクニカ、会話など「聴こえ」に注力したイヤホンMIMIO
2025年7月22日 15:39
オーディオテクニカは、加齢や環境騒音などに伴う「聴こえ」対策のイヤホン「MIMIO ASSIST ONE」を8月1日に発売する。価格はオープンで、直販価格は49,500円。販売だけでなく、サブスクでの利用も検討しているという。
「聴こえ」については高齢者だけの問題でなく、大音量で音楽などを聞くことによる難聴リスクも懸念されている。そうした中でオーディオテクニカは、新イヤホンを含む聴こえ対策製品を、新ブランド「audio-technica MIMIO(オーディオテクニカ ミミオ)」に統一。テレビを聞きやすくするスピーカーやネックバンド型スピーカーなども、MIMIOの製品としてデザインなどを一新して展開する。
見た目は普通のイヤホン。音質と使いやすさ追求
MIMIO第1弾となるイヤホン「MIMIO ASSIST ONE」は、一人ひとりの聴こえ方に合わせて音の調整を行なえる集音機のような使い方ができる小型のイヤホン。快適な装着性や、聞きたい音をキャッチできる高い集音性能、使う人の耳に合わせたパーソナライズ機能、オーディオメーカーならではの高音質などを特徴とする。
高性能MEMSマイクを搭載。ビームフォーミング技術でマイクを制御して、不要なノイズも除去しながら目的の音を聞き取りやすくする。耳を守る機能として、自分の声や、ハウリング、環境ノイズ、衝撃音、風雑音の抑制に対応。そのほか、イコライザー設定も備える。
標準モードのほか、会話、テレビの音、屋外の用途に合わせたモードを用意。よく使うモードをすぐ呼び出せるカスタムモード4種類も登録できる。
ドライバーは10mm径のダイナミック型。音楽や動画視聴も違和感なく楽しめるという。ハイブリッド型のデジタルノイズキャンセリング機能を備え、通常のワイヤレスイヤホンとしての機能も充実させた。
イヤホン本体はIP55の防水防塵仕様。バッテリーはケースと併用で最大40時間、イヤホン単体では10時間使える
操作は物理ボタンを備えて、使いやすくしている。アプリで人に合わせてパーソナライズできるのも特徴で、聴力測定、耳の状態に合わせた聴力フィッティングが可能。
カラーはブラックとベージュの2色。