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オーディオテクニカ、会話など「聴こえ」に注力したイヤホンMIMIO

聴こえ対策のイヤホン「MIMIO ASSIST ONE」

オーディオテクニカは、加齢や環境騒音などに伴う「聴こえ」対策のイヤホン「MIMIO ASSIST ONE」を8月1日に発売する。価格はオープンで、直販価格は49,500円。販売だけでなく、サブスクでの利用も検討しているという。

「聴こえ」については高齢者だけの問題でなく、大音量で音楽などを聞くことによる難聴リスクも懸念されている。そうした中でオーディオテクニカは、新イヤホンを含む聴こえ対策製品を、新ブランド「audio-technica MIMIO(オーディオテクニカ ミミオ)」に統一。テレビを聞きやすくするスピーカーやネックバンド型スピーカーなども、MIMIOの製品としてデザインなどを一新して展開する。

MIMIOブランドの製品。パッケージもプレゼントとして渡しやすいデザインにした
WHOの世界聴覚報告書(2021年)によると、難聴者数がさらに増加の見込み

見た目は普通のイヤホン。音質と使いやすさ追求

MIMIO ASSIST ONE

MIMIO第1弾となるイヤホン「MIMIO ASSIST ONE」は、一人ひとりの聴こえ方に合わせて音の調整を行なえる集音機のような使い方ができる小型のイヤホン。快適な装着性や、聞きたい音をキャッチできる高い集音性能、使う人の耳に合わせたパーソナライズ機能、オーディオメーカーならではの高音質などを特徴とする。

高性能MEMSマイクを搭載。ビームフォーミング技術でマイクを制御して、不要なノイズも除去しながら目的の音を聞き取りやすくする。耳を守る機能として、自分の声や、ハウリング、環境ノイズ、衝撃音、風雑音の抑制に対応。そのほか、イコライザー設定も備える。

標準モードのほか、会話、テレビの音、屋外の用途に合わせたモードを用意。よく使うモードをすぐ呼び出せるカスタムモード4種類も登録できる。

ドライバーは10mm径のダイナミック型。音楽や動画視聴も違和感なく楽しめるという。ハイブリッド型のデジタルノイズキャンセリング機能を備え、通常のワイヤレスイヤホンとしての機能も充実させた。

オーディオメーカーとして高音質も追求

イヤホン本体はIP55の防水防塵仕様。バッテリーはケースと併用で最大40時間、イヤホン単体では10時間使える

操作は物理ボタンを備えて、使いやすくしている。アプリで人に合わせてパーソナライズできるのも特徴で、聴力測定、耳の状態に合わせた聴力フィッティングが可能。

アプリで一人ひとりの耳に合わせた調整が可能

カラーはブラックとベージュの2色。

テレビ音声を聞きやすくするスピーカーも

テレビ向けスピーカー「MIMIO SOUND MOVE」

イヤホンのほかに、お手元テレビスピーカー「MIMIO SOUND MOVE」も8月8日に発売。価格はオープンで、直販価格は21,780円。カラーはホワイトとブラックの2種類。

シンプルな操作性を重視し、スタンドに置くだけの充電にも対応。キッチンやダイニングなどの水回りでも安心して利用できるという。人の声が明瞭になるように、新「はっきり音」機能を搭載。電池残量が少ないことなどを声でアナウンスする音声ガイダンス機能も備える。