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パナソニックの内窓 既存窓に最短半日で取付、省エネ効果も
2025年7月17日 07:05
パナソニック ハウジングソリューションズは、「リフォーム用二重窓 パナソニックの内窓」を8月25日に発売する。
住宅の既存の窓の室内側に内窓(二重窓)を取り付け、断熱性能を高める内窓リフォームに注目が集まっている。窓そのものを取り替えるよりも安価で工期が最短半日と短いうえ、集合住宅でも採用しやすい点が特徴だ。
新製品では従来、引違い窓のみであったラインナップを大幅に拡充。浴室窓やFIX窓など、家中のほぼすべての外窓に取り付け可能となった。さらに業界最細という55mmのスリムフレーム設計により、狭い窓にも取り付けやすくなっている。カラー展開も拡充し、和室やブラックを基調とした浴室など、さまざまな空間に馴染むようにした。
ラインナップ大幅強化 既設窓枠に収まるスリムフレーム
これまでの引違い窓2枚建に加え、開き窓・FIX窓などのラインナップを追加。開き窓は内側に開くデザインで、テラスドア・勝手口ドアにも対応できる。大きな窓にも対応可能な引き違い4枚建もラインナップ。
浴室用の内窓も追加。浴室空間に設置された窓に取り付けることで断熱性が向上し、温かい空間を保つことができるという。ユニットバス・在来工法への浴室にも設置できる仕様。
カラー展開も拡充し、新たにライトブラウンを投入。和室や温かみのある洋室空間に合う淡い茶系を採用する。
浴室窓にはホワイトのほかにダークグレーを採用。同社で採用が増えているというブラックコーディネイトのユニットバスと調和し、浴室全体の美しさを引き立てるという。
業界最細というスリムフレーム設計も特徴。引違い窓は55mm、開き窓・FIX窓は48mmの細さで、既設の窓枠内に収まりやすく、マンションでよく見られる細い窓枠にもすっきり収まりやすいという。ふかし枠の設置が少なくなることで、約半日~1日での省施工で窓リフォームが可能としている。なお、窓枠の設置可能寸法が足りない場合は20mmのふかし枠を取り付けることで収められる。
現在、環境省では窓とドアの断熱性能を高めるリフォームに対して補助金を交付する「先進的窓リノベ2025事業」を実施しており、最大200万円の補助が受けられる。8月発売のパナソニック製品も補助対象製品となるよう登録を進めているという。なお、補助金の申請期間は予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)。







