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入浴中の突然死を招く「ヒートショック」対策に浴室用の暖房機が売上好調
(2015/1/15 13:44)
昭和電気産業は、浴室を暖める「浴室換気乾燥暖房機」の売上が、前年同期比で約2倍アップしたと発表した。
同社は売上増加の理由として、今冬は急な寒波の到来で例年よりも気温が低いことを挙げている。
また、入浴中の突然死を招く「ヒートショック」対策にも、浴室用暖房機が役立つという。ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動すること。
冬場は、ヒートショックが原因と思われる、高齢者による入浴中の突然死が多発するという。こうした事故を防ぐためにも、温度差が激しい脱衣室や浴室に暖房器具を設置することを推奨している。
同社が展開する「浴室換気乾燥暖房機」は、グラファイトヒーター式を採用。1,200W/600Wの遠赤外線グラファイトヒーターで、暖かさの立ち上がりが早く長続きする点が特徴。取り付け工事がしやすく、本体のヒーター反射板が方向転換可能で、設置場所を選ばないという。
ラインナップとして、天井設置型と壁設置型の2種類を用意する。価格はいずれも、工事費込みで79,900円(税込)。