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日立、18畳まで対応できる業界トップクラスの明るいLEDシーリングライト

~省エネタイプ蛍光灯器具に比べても42%の節電

18畳間で対応できるLEDシーリングライト「LEC-AHS1810BC」

 日立アプライアンスは、業界トップクラスの明るさを実現したLEDシーリングライト「LEC-AHS1810BC」を6月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後。

 定格光束は7,290lmで、同社では業界トップクラスの明るさとしている。一般社団法人 日本照明工業会が規定しているLEDシーリングライトの適用畳数は14畳(5,100~6,100lm)までだが、それを超える明るさのため、自社基準によって18畳まで対応としている。

 この明るさを実現するために、独自の大型放熱構造に加え、レンズ機能付き「ドーム型LEDユニット」の配置を工夫することで、多数のLEDから出る熱をコントロールしている。また、カバー面積が従来比で20%大きい大型カバーを新たに開発した。LEDから出る光がカバー全体に届く形状にすることで、光量が増えても、眩しさが増さないように配慮したという。

大型放熱構造と、レンズ機能付きドーム型LEDユニットの配置、カバー構造の改良などで大光量を実現した

 明るさが最大時の消費電力は86Wで、16畳用の省エネ蛍光灯器具と比べても、約42%の節電となる。固有エネルギー消費効率は、7,290lm/86Wで84.8lm/Wとなり、高い効率を実現している。さらに、外光を感知して自動的に減光や消灯を行なう機能や、ワンタッチで2段階に調光して消費電力を下げる節電モードも引き続き搭載されている。

 主光源は、調光/調色機能を備えているが、リモコンのボタンでモードを選択できる「あかりセレクト」機能を採用しており、簡単な操作で調光/調色機能を活用できる。あかりセレクト機能のモードは4つで、「電球のあかり」「食卓のあかり」「図書館のあかり」「蛍光灯のあかり」が用意されている。

 本体の周囲には、カラーLEDリングが配置されており、主光源に対する光のアクセントとして機能する。通常は主光源と同時に点灯するが、単独で点灯したり、消灯することもできる。また、カラーLEDリング単独で調光/調色もでき、常夜灯として使用できる。なお、主光源には常夜灯の機能は装備されない。

カラーLEDリングの点灯選択と調光範囲

 下位機種として、定格光束が6,090lm/消費電力が74Wで14畳適用の「LEC-AHS1410BC」(店頭予想価格7万円前後)と、5,490lm/67Wで12畳適用の「LEC-AHS1210BC」(同6万円前後)も用意される。LEC-AHS1410GCは6月14日、LEC-AHS1210BC」は7月初旬の発売。

 本体サイズは3機種共通で、746×137mm(直径×高さ)、重量は4.7kg。あかりセレクトやカラーLEDリング、節電モードなどの主な機能も共通となっている。

伊達 浩二