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日立、明るさ100W形相当のボール型LED電球

~全光束1,340lmで、サイズも同等。60W型相当も

ボール電球形(E26口金)広配光タイプ

 日立アプライアンスは、明るさがボール電球100W相当のボール型LED電球「ボール電球形(E26口金)広配光タイプ」を6月3日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、昼光色の「LDG15D-G」と電球色の「LDG17L-G」ともに6,000円前後。

 光の広がる白熱ボール電球に置き換えられるLED電球。昼光色と電球色の両方で、明るさをボール電球100W形相当の1,340lmに高めた点が特徴。ボディの放熱面積を増やし、LEDモジュールの熱を効率良く逃す「スリット構造ボディ」を採用したことで、本体のサイズはボール電球と同等に抑えたまま、明るさをアップさせた。

 光を広げるため、電球のカバーには光ムラを抑える「光拡散カバー」を採用。白熱電球のように広範囲に拡散するという。また、この光拡散カバーの面積を多くとることで、外観もボール電球に近づけた。

LEDモジュールの熱を効率良く逃す「スリット構造ボディ」
光ムラを抑える「光拡散カバー」

 このほかボール電球と比べて、消費電力は5分の1になり、定格寿命は20倍の40,000時間に延びた。

 同社では、リビングやダイニングなど家庭の照明としての用途だけでなく、商業施設などの広い空間や装飾照明にもおすすめとしている。

 本体サイズは95×127mm(外径×全長)。本体重量は205g。密閉形器具には対応し、断熱材施工器具と調光器には対応しない。昼光色「LDG15D-G」の消費電力は14.8W、エネルギー消費効率は90.5lm/W。電球色「LDG17L-G」の消費電力は17.2W、エネルギー消費効率は77.9lm/W。

白熱ボール電球と同等サイズで置き換えて使える

 同時に、明るさがボール型電球60W相当のLED電球「ボール電球形(E26口金)広配光タイプ」も発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、昼光色「LDG10D-G」と電球色「LDG10L-G」いずれも4,000円前後。

小林 樹