東芝、肌の色をきれいに見せる「キレイ色」ボール形LED電球

~外径70mmで洗面化粧台に向く
キレイ色 ボール電球形7.5W外径70mmタイプ

 東芝ライテックは、モノの色を自然に再現する高演色タイプのLED電球「キレイ色 -kireiro-」シリーズに、ボール電球タイプの「ボール電球形7.5W外径70mmタイプ」を追加、10月25日に発売すると発表した。電球色タイプの「LDG8L-D/G70」と、昼白色タイプの「LDG8N-D/G70」の2タイプが用意され、希望小売価格はいずれも4,830円。

 洗面化粧台などに多く使われている、外径70mmタイプのボール電球形に置き換えられるLED電球。同社によると、このタイプの電球は、年間で約137万個の市場がある一方、LED電球としては商品化されていなかったという。40W形の従来光源から本製品に置き換えることで、消費電力を約78%削減するという。

 光源には、蛍光体に緑色と赤色を追加し、調合を最適化した高演色のLEDを採用。平均演色評価数は電球色・昼白色ともにRa90と高く、モノの色を自然に再現するという。また同社の調査では、従来のLED電球よりも、肌の色をキレイに美しく見せたり、食べ物を色鮮やかに見せられるという結果が出ている。

 本体サイズは70×100mm(外径×高さ)で、重量は110g。全光束は電球色タイプが410lm、昼白色タイプが440lm。定格消費電力は7.5W。定格寿命は40,000時間。

 同社では本製品の設置場所として、洗面化粧台やリビング、ダイニングの照明、理容・飲食関係の店舗など、色の見え方にこだわりたい場所にお勧めとしている。






(正藤 慶一)

2012年10月10日 14:46