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マグレックス、スマホで玄関の外が確認できるドアモニター「コワガーリー」

~人を感知して自動撮影、映像はWi-Fi通信で配線工事不要

コワガーリー GC1575

 マグレックスは、ドアの外のようすがスマートフォンで確認できるワイヤレスドアモニター「コワガーリー GC1575」を、2月1日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,800円前後。

 カメラが撮影したドアの外のようすを、スマートフォン上で確認できるドアモニター。使用方法は、「コワガーリー」のカメラを玄関のドアに掛けて固定し、専用アプリをインストールしたスマートフォンを、カメラとペアリングする。カメラには人感センサーが搭載されており、ドアの前に人が来ると自動的にカメラがONになり、スマートフォンの専用アプリ上にドアの外の映像が映し出される。受信した映像は、静止画および動画として保存可能。

 カメラとスマートフォンとの通信にはWi-Fiを利用。ワイヤレスで映像を受信するため配線工事は不要で、賃貸住宅にも設置できるという。バッテリーは、容量4,400mAhのリチウムイオン電池で、1回の充電で約3カ月の連続使用が可能という。

 カメラの本体サイズは約189×99×102mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約180g。レンズの視野角は左右約95度、上下73度。撮影に必要な最低照度は5lx。映像の解像度は656×488ピクセル。対応スマートフォンはiPhone 3GS/4/4S/5、iPad、iPad mini、Android端末(2.2以降)。

コワガーリーを使用する際の準備。カメラをドアに設置し、スマートフォンに専用アプリをインストールするした後、カメラとスマートフォンをペアリングする
玄関前に人が来たら、自動的に撮影を開始、スマートフォンに映像を送る

 同社では本製品について「女性の一人暮らし向け」としており、インターホンのみでドアモニターが付いていない賃貸物件や、マンションの入り口にカメラがあっても部屋のドアにはカメラがない部屋に住んでいる人、訪問販売や勧誘を居留守でやり過ごしたい人にお勧めとしている。また、ドアにカメラの存在があることで、ストーカーや空き巣の牽制になるため、ビクビクしながらドアの前まで行き、外の様子を伺う必要もなくなるという。

 【2月1日 17時追記】なお、既に室内で別のWi-Fiを利用している場合、カメラとスマートフォンは自動で接続されない。自動で接続する際は、使用前にスマートフォンのWi-Fiのネットワーク設定を削除する必要がある。

カメラの裏面
パッケージ。一人暮らしの女性をターゲットとしている

正藤 慶一