燦坤日本電器が輸入・販売した電気ストーブで発火の恐れ、返金へ

 燦坤(さんくん)日本電器は、同社が輸入・販売した電気ストーブについて、発煙・発火の恐れがあると発表。ユーザーに対し使用の中止を呼びかけると共に、当該製品を回収のうえ、返金する。

 回収の対象となる電気ストーブは、2003年から2007年に製造した「TSK-5303(Q/Y/L)シリーズ」、2005年から2007年製の「FS-800W」、2007年製の「SHQ-8」「SHH-8」「SHU-8」。いずれも部品不良により、発煙・発火の恐れがあるという。

 同社ではユーザーに対し、製品の使用を中止し、同社ホームページで公開されている「電気ストーブ回収ダイヤル」に連絡するよう呼びかけている。

 このほか、以前より回収を受け付けている、2005年~2009年に輸入・販売したカーボンヒーターとハロゲンヒーターについても、再度回収を呼びかけている。対象となる型番は、カーボンヒーターが「TSK-5328CRI」「TSK-5328CT」「UHC-9T」「UHC-3T」、ハロゲンヒーターは「FS-900T」。

修理の対象となる電気ストーブ。型番は製品表面に記載されている同じく、回収の対象となるカーボンヒーター






(正藤 慶一)

2012年2月24日 17:44