LIXIL、電動アシスト自転車が充電できるソーラー駐輪場
ソーラーチャージステーション |
LIXILは、太陽光発電で作った電気を蓄電池に貯めて、電動アシスト自転車のバッテリーを充電する駐輪場「ソーラーチャージステーション」を6月20日より受注開始する。価格は設置条件によって異なるため、公表していない。
ソーラーチャージステーションは、公共施設向け駐輪場で、屋根上に太陽電池パネルを搭載し、電動アシスト自転車のバッテリーが充電できる。
蓄電池には、蓄電量が約1.5kWhの、小型リチウムイオン電池を搭載。このリチウムイオン電池に電気を貯めることで、電動アシスト自転車のバッテリーが最大6台同時に充電できる。バッテリーの充電は、電源ボックス内のAC100V電源から行なう。AC100V電源から充電できる電動自動車であれば、メーカーを問わず対応するという。
さらに、夜間には貯めた電気でLEDを点灯させることも可能。災害時には非常用電源として、パソコンや携帯電話の充電に使えるという。
電動アシスト自転車のバッテリーを、電源ボックスにセットして充電する |
なお、設置時は商用電源の併用が基本となる。
ソーラーチャージステーションの概要 |
最大自転車収容台数は8台。最大出力は615W。1日あたりの発電量は約1.8kWh、蓄電量は約1.5kWh。付属のLED電球3個の消費電力は1個当たり約4W。発電効率は、ソーラーパネルの設置方向や、日当たりなどの気象条件によって異なるとしている。
駐輪場のカラーはオータムブラウン、マイルドブラック、シャイングレーの3色、屋根材のアルミ板はブロンズ、シャイングレー、ダークブラウン、ホワイトの4色が用意される。
(小林 樹)
2011年6月21日 17:24
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