日立、ポケモンをモチーフにしたアルカリ乾電池

 日立は、ポケモンをモチーフにしたアルカリ乾電池「ポケモン ボルテージ」を5月25日より発売する。希望小売価格はオープンプライス。製品の詳細は以下の表の通り。

左から単三形4本ブリスターパック、単四形4本ブリスターパック、右上単三形8本シュリンクパック、右下、単四形8本シュリンクパック

サイズ型番本数パック形態発売日価格店頭予想価格
単三形LR6PM(T) 4B4本ブリスターパック5月25日オープンプライス500円前後
LR6PM(T) 8P8本シュリンクパック900円前後
単四型LR03PM(T) 4B4本ブリスターパック500円前後
LR03PM(T) 8P8本シュリンクパック900円前後

 テレビアニメ「ポケットモンスター ダイヤモンドパール」をモチーフとしたアルカリ乾電池。ボルーテージは液漏れを防ぐために内部の材料に亜鉛合金を採用した乾電池。水素ガスの発生を抑えて液漏れを原因から起きにくくした乾電池で、本体には5年間の液漏れ補償が付く。これはメーカーが定める正常な使用状況において、5年以内に液漏れを起こした場合、電池の交換、電池を入れていた機器の修理、交換サービスが受けられるというもの。

 今回のポケモンモデルは、ボルテージの液漏れに関する取組みの一環として実現した。同社によると、電池の液漏れは子供の触れることが多い玩具やリモコンで多く発生しているという。電池のアルカリ液に触れるとケガをする恐れもあり、子供たちを液漏れによるトラブルから守りたいという思いで、ポケモンデザインを採用したという。

乾電池本体にもポケモンモチーフのデザインを採用する

  本体のデザインは「選ぶ」「探す」「開ける」の3つのコンセプトを元に構成された。電池本体にでんきタイプのポケモンを採用したほか、台紙や裏面、電池開封部にもそれぞれデザインを施した。本数やサイズの異なる4種類のパックそれぞれ4種類づつデザインを用意したほか、台紙表面には製品毎に異なる23種類のポケモンが描かれるという。

 また、本体にはオリジナルのポケモンシールが付属する。オリジナルシールはポケットモンスターのキャラクターをモチーフとしたもので全部で7種類。いずれか1枚がパッケージに同梱される。

電池の開封部の裏にもポケモンをデザインしているシュリンクパックでは表面にポケモンが描かれている全7種類のオリジナルシールも付属する。写真は左からピカチュウ、ポッチャマのデザインのもの

(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon






(阿部 夏子)

2010年4月20日 00:00