パナソニック、“業界初”吹きこぼれや焦げつきを知らせるIHクッキングヒーター


KZ-JT75VC
 パナソニックは、吹きこぼれや焦げ付きを知らせる機能を搭載した“業界初”のビルトインタイプのIHクッキングヒーター全12機種を、6月21日より順次発売する。希望小売価格は工事費別で257,250円から420,000円。ラインナップは以下の表の通り。

品番タイプ電源希望小売
価格
発売予定日
KZ-JT75VC75cm3口IHダブルオールメタル対応
光る天面ナビ
単相
200V
420,000円6月21日
KZ-JT75VS75cm414,750円
KZ-JT60VS60cm393,750円
KZ-JT75MS75cmシングルオールメタル対応
光る天面ナビ
367,500円
KZ-JT60MS60cm346,500円
KZ-JT75XS75cm鉄・ステンレス対応
光る天面ナビ
336,000円7月1日
KZ-JT60XS60cm315,000円
KZ-J75XS75cm鉄・ステンレス対応315,000円
KZ-J60XS60cm294,000円
KZ-J75HS75cm2口IH
+
ラジエント
294,000円
KZ-J60HS60cm273,000円
KZ-J60HK60cm257,250円


 ビルトインタイプのIHクッキングヒーターで、調理時についうっかり起きてしまう“吹きこぼれ”や“鍋のこげつき”を知らせる機能を搭載した点が特徴。吹きこぼれが発生しやすい麺の茹でや鍋料理の下ごしらえの際には、操作メニューの中から「ふきこぼれお知らせ」を選択すると、ヒーター周囲に配置された静電容量センサーが吹きこぼれを検知、加熱を停止し、光と音声で知らせる仕組みになっている。このため、吹きこぼれを最小限に抑え、トッププレートの掃除も簡単にできるという。

 焦げつき防止機能は、火力が「5」以下で約10分以上加熱を継続したときに作動、加熱を停止する。従来までの、約45分以上の加熱で自動停止する「切り忘れ自動OFF」機能よりも、素早く加熱が停止できるという。

 同社では、この吹きこぼれ、焦げつき防止機能について「業界初」の機能としている。

吹きこぼれをセンサーが検知し自動停止。トッププレートの掃除も簡単にできるという焦げつきを判断し自動で停止する「こげつきお知らせ機能」も搭載

 さらに、光センサーで鍋底の温度を素早くキャッチし、設定温度に制御する「フライパン焼き物温度調節機能」も搭載。食材を裏返すなどでフライパンの温度が急激に下がっても、すぐに設定温度に戻すように制御するため、表面を焦がさずに、中までしっかりと火が通せるという。温度は140℃(うす焼き卵)、160℃(ホットケーキ)、180℃(ハンバーグ)、200℃(餃子)、230℃(ポークソテー)の5段階に設定できる。
メニューに合わせてフライパンの温度を5段階に設定できる「フライパン焼き物温度調節機能」も搭載

 このほか操作部は、文字を従来よりも大きくし、火力表示と色分けするなど、わかりやすいデザインに変更。また音声ガイドには、火力や温度設定、タイマー設定も読み上げる「くわしくモード」を新たに搭載している。



(正藤 慶一)

2010年4月6日 15:31