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リンナイ浴室暖房乾燥機、10年経過した製品の使用中止を告知 発火の恐れも
2025年4月17日 15:05
リンナイは、製造から10年以上経過した浴室暖房乾燥機において、経年劣化故障によりごくまれに発火に至るおそれがあるとして、点検・修理を無償で行なうことを決定した。
対象製品は、2003年8月から2020年8月までに製造された「RBH-C261」「RBH-C333」「RBHM-C334」シリーズの計372,398台。温風などを浴室内に循環させるファンモーター内部のリード線引き出し部が経年的に腐食することで短絡が起き、発火によって製品が焼損するおそれがあるという。
対象製品を使用中の顧客に対しては、直ちに換気運転以外の使用中止を呼びかけるとともに、インターネットと電話で、対象製品の点検・修理を受け付けている。
対象製品は、浴室の天井に設置されているため、本体から品番を特定するのは困難という。脱衣所などに併設された浴室乾燥機のリモコンから、「ブランド名」と、「リモコン品番」または「本体品番(型式)」を確認できる。またリモコンに品番の記載がない場合は、本体のフロントパネルに記載の品番を確認するよう呼びかけている。