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Jackeryのポータブル電源、大容量ながらコンパクト軽量化
2025年3月4日 13:26
Jackery Japan(ジャクリ ジャパン)は、3,072Whの大容量でも小型軽量化した「Jackery ポータブル電源 3000 New JE-3000B」を、3月4日に発売した。価格は359,800円。
容量3,072Whでありながら、従来の同容量クラスと比較して本体サイズを約47%小さく、重量を約43%軽量化。本体サイズは約416×325×305mm(幅×奥行き×高さ)で重量は約27kgと、従来の2,000Whクラスと同等のサイズと重量を実現している。
これは、世界で初めて、3,000Whクラスのポータブル電源に電気自動車でも採用される新技術「CTB(セル・トゥ・ボディ)」を採用したことによるもの。このCTB構造により、衝撃やひずみに対する対応力が強化され、耐震性と耐久性も向上している。
出力は3,000W(瞬間最大6,000W)で、冷蔵庫やテレビの長時間使用はもちろん、エアコン、電子レンジ、電気ケトルなどの高出力家電を最大10デバイス同時に動かすことが可能。
なお、同機では電子レンジを約2時間、炊飯器を約3時間、電気ケトルを約3時間、使用可能。そのほか電気毛布や液晶テレビを約30時間使える。
本機を家庭用ACコンセントに繋げれば、1.9時間で0%から80%まで急速充電できるほか、2.5時間でフル充電が完了する。
同社の独自技術により自然放電を抑え、室温(25±3℃)で保管する場合、100%の電池残量で1年間放置しても自然放電はわずか5%。一度満充電すれば長期保管後もすぐに使用でき、停電や災害対策としても適している。
停電時、0.02秒以内にポータブル電源からの給電に自動で切り替わるUPS機能を備えるほか、充電したまま家電が使えるパススルー機能にも対応する。そのため、デスクトップPCや冷蔵庫など、電力の遮断を避けたい電化製品に常時接続しておけば、普段から安心して使用できる。