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東芝、衣類乾燥中に加湿してシワ抑えるドラム洗濯機
2024年8月22日 07:05
東芝ライフスタイルは、ドラム式洗濯乾燥機「ZABOON(ザブーン) TW-127XP4」を9月に発売する。洗濯/乾燥容量は12kg/7kg。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は416,000円前後。
「湿度センサー」を新搭載し、乾き過ぎによる縮みやシワを防ぐドラム式洗濯乾燥機。乾燥運転の後半に加湿してシワを抑える「うるおい上質仕上げ」機能も新たに採用する。
乾燥方式は、大きな洗濯槽と除湿能力の高いヒートポンプユニットの低温風・大風量で衣類を傷めずふんわり仕上げる「ふんわリッチ速乾」を採用。
新たに「湿度センサー」を搭載する。運転中に「温度センサー」と「湿度センサー」で衣類の乾き具合をセンシングし、適切な乾燥運転を行なうことで乾きムラを抑えつつ、乾き過ぎによる縮みやシワを防ぐほか、時短や節電にもつながるという。
新機能「うるおい上質仕上げ」では、乾燥運転の後半に加湿運転を追加することで、乾燥ジワや取り出し時の静電気を抑制。アイロンがけの手間を減らすだけでなく、タオルなどは肌触りを柔らかく仕上げ、摩耗を防いでふんわり感を保つという。
「しわケアコース」も新搭載。着用ジワや折りジワが気になる衣類を「湿度センサー」でチェックしながら加湿・乾燥することでシワを伸ばす。アイロンがけの手間が不要で、約30分で仕上がるとする。このほか、スピーディに乾かす「お急ぎ」モードや「節電」モードに加え、1kgの化繊衣類を約45分で洗濯~乾燥する「少量45分コース」を備える。
洗浄時は「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」を含んだ水で洗剤の効果を高める「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を採用。また、水道水を「Ag+抗菌水」に変化させ、部屋干し臭などの元になる雑菌の繁殖を抑制するAg+抗菌水ユニットも搭載する。
本体サイズは645×720×1,060mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約89kg。洗濯時の目安時間は約35分、標準使用水量は約80L、消費電力量は約70Wh。運転音は約32dB/約37dB/約48dB(洗い/脱水/乾燥)。操作パネルは大型ワイドカラータッチパネル。本体カラーはボルドーブラウン、グランホワイトの2色。左開きと右開きを用意する。
「湿度センサー」や「うるおい上質仕上げ」非搭載の「TW-127XH4」「TW-127XM4」を10月に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に350,000円前後、317,000円前後。いずれも洗濯/乾燥容量は12kg/7kg。TW-127XM4は温水機能やIoT機能も省いている。
【お詫びと訂正】記事初出時、製品ごとの機能の差異について誤った説明をしておりました。正しくは「TW-127XM4は温水機能やIoT機能も省いている」のため訂正しました(8月26日)