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北斎の富嶽三十六景が温湿度計や歩数計に タニタ

葛飾北斎作「冨嶽三十六景 凱風快晴」をあしらったフジ(左)と、同「神奈川沖浪裏」をあしらったナミ(右)

タニタは、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」をモチーフにしたデジタルクッキングスケール「KD-313」、3D(3軸加速度)センサー搭載歩数計「FB-741」、アナログ温湿度計「TT-587」の6商品を、8月7日に発売した。直販価格は順に7,700円、6,050円、6,050円。

いずれも「冨嶽三十六景」の中でも人気の高い「凱風快晴」または「神奈川沖浪裏」が、本体にデザインされている。また同社工場で製造している日本製。

デジタルクッキングスケール「KD-313」は、最大3kgまで計測可能で、ガラスボウルなど重さのある容器を使った計量にも対応する。背面にはフック穴が配置し、壁に掛けて収納することができるという。

本体サイズは約153×205×36mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約368g(電池含む)。最大計量3kg、最小表示1g。

デジタルクッキングスケール「KD-313」

3D(3軸加速度)センサー搭載歩数計「FB-741」は、3Dセンサーを搭載。かばんの中に入れたり、ネックストラップなどで首から下げたりして持ち歩けば、歩数を正確に計測できる。

本体サイズは約36×12×73mm(同)で、重さは約28g(電池含む)。

3D(3軸加速度)センサー搭載歩数計「FB-741」

アナログ温湿度計「TT-587」は、どこにでも置きやすいコンパクトなサイズで、デザイン性の高いインテリアとしても楽しめるとする。

本体サイズは75×30×75mm(同)で、重さは約70g。

アナログ温湿度計「TT-587」

同社は「海外で人気の高い浮世絵をきっかけに世界の人々の健康への関心を高めたいと考えており、今回の商品化に至った」としている。

画像は、『冨嶽三十六景 凱風快晴』『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』ともに葛飾北斎/すみだ北斎美術館蔵。画像提供:すみだ北斎美術館/DNPartcom。