日立、2合を26分で炊ける圧力IH炊飯器

IHジャー炊飯器｢ふっくら御膳 RZ-V100HM」

日立グローバルライフソリューションズは、5.5合炊きの圧力IH炊飯器｢ふっくら御膳 RZ-V100HM」を、6月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は60,000円前後。

本体

京都の老舗米屋、八代目儀兵衛の土鍋釜の炊き技を取り入れ、ごはんの甘みを引き出し、粒立ちよく炊き上げる炊飯方式「圧騰甘み炊き」も継続して搭載。

「圧騰甘み炊き」は、ごはんの甘みを引き出すために、じっくりと浸して米の芯までしっかり吸水させ、さらに、最高1.3気圧まで圧力を上げることで、大火力の加熱と高温蒸らしを実現する。これらにより甘みを引き出しながら粒立ちを維持。米老舗が認める、じわっと広がる甘みと土鍋釜の炊き上がりのような粒立ちのおいしいごはんを実現する。

独自の炊飯方式「圧騰甘み炊き」を搭載

炊飯時に発生する蒸気は、本体にためておき、蒸らし時の高温スチームとして使用。そのため、炊飯中に蒸気がほとんど出ることがなく、スライド式の棚の中でも蒸気がこもらず、炊飯器の置き場に困らない。また、換気しにくい部屋でもにおいがこもりにくいようにしている。

炊飯中に蒸気がほとんど出ないため、棚の中で使っても、蒸気がこもらないという

新たに「快速」コースで、0.5〜2合の少量設定を可能にした。2合を約26分で炊飯できるため、時間のないときなどに活用できる。

同社によれば、少量を炊くときは、内釜内の上部空間が広くなり温度が下がりがちになるという。そこで、少量炊飯にあわせた加熱コントロールをすることで、少量でも輪郭と甘みが際立つごはんに炊き上げる。

本体サイズは248×302×234mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約6kg。

炊飯時の消費電力は1,400W。内釜はカーボンフッ素加工で6年保証。自立式のコンパクトしゃもじと計量カップが付属。本体カラーはフロストブラックとフロストホワイトの2色。