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リンナイ、省エネ高めた給湯システム 非常時にも水を使える
2024年3月6日 09:05
リンナイは、電気ヒートポンプとガス給湯器を組み合わせた家庭用給湯・暖房システム「ECO ONE 160Lタイプ」をモデルチェンジし、4月1日に発売する。価格は935,220円〜1,172,930円。
ガスと電気を効率よく利用することで高い省エネ性能を発揮。省エネ設備の評価基準となる給湯一次エネルギー消費削減率において、業界最高レベルの47%を実現するほか、CO2排出量は56%削減。さらに太陽光発電時間帯の余剰電力を使ってお湯を作るPV活用モードでは、従来のガス給湯器と比べてCO2排出量を年間約67%削減できるという。年間給湯効率は148.1%で、業界トップクラス。
経済産業省による「給湯省エネ2024事業」における高効率給湯器の対象となり、ハイブリッド給湯器として最高額の補助金15万円が適用される。
非常時に貯湯タンク内の取水が可能
貯湯タンクにバルブ付き非常用取水栓を標準搭載。従来型を改良し、バルブを取水用に切り替えるだけの簡単な操作で取水が可能となり、災害時の停電・断水時に貯湯タンクの水が使いやすくなったという。160Lタイプであれば、最大でバケツ約20杯分の水を、非常時に取水できる(バケツ1杯が8Lの場合)。
なお、取水口には内径12mmまたは15mmの市販ホースが接続できる。
マイクロバブルバスユニット内蔵/対応モデル
シリーズの中にはAir Bubble Technology搭載モデルをラインナップ。ウルトラファインバブル発生装置を搭載するモデルなら、ウルトラファインバブル入りのお湯を家中に供給できる。洗浄効果が高いため、浴室や洗面所、キッチンなどで気になる水まわりの汚れや水垢を付きにくくし、日々の掃除をラクにするという。
別売オプションのマイクロバブルバスユニットを備えれば、ウルトラファインバブル入りのお湯で入浴可能。マイクロバブル入浴はさら湯入浴と比べて、湯上り30分後の肌の角質水分量が116%まで増加。肌のうるおいを持続させることを確認したとする。一部モデルは、マイクロバブルバスユニットを内蔵。