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iPhoneでサイフ探せる置き忘れ防止タグ 繰り返し使えるQi充電

紛失防止タグ「EyeTag」

浜田電機は、Qiワイヤレス充電式の紛失防止タグ「EyeTag」の先行予約販売を、Kibidango(きびだんご)にて開始した。ラインナップは、カードタイプとコンパクトキータイプの2モデル。いずれも価格は5,980円のところ、きびだんごでは4,490円から購入可能(3月4日現在)。発送は6月中旬から順次行なう。

カードタイプとコンパクトキータイプの2モデルをラインナップ

BluetoothとAppleの「探す」アプリに対応した忘れ物防止タグ。普段持ち歩く貴重品の管理や盗難防止、忘れ物防止のほか子供の見守りに役立つとする。

「カードタイプ」の本体サイズは、86.5×54mm(幅×奥行き)で、厚さが1.7mmと、ほぼクレジットカードと同サイズ。重さも13.5gと軽量なので、財布などに入れてもかさばらず、スマートに持ち歩けるという。

一方の「コンパクトキータイプ」は、47.5×33.3×3.3mm(幅×奥行き×高さ)で重さは11g。車のキーなどに取り付けておくのに適している。

貴重品の管理や盗難防止、忘れ物防止や見守りに役立つとしている
カードタイプはクレジットカードと、ほぼ同サイズ
両モデルとも軽量コンパクト

手元から離れた時に通知する機能をオンにしておけば、EyeTagを入れた財布などが一定の距離(約300~500m)離れると、登録したスマートフォンに通知がプッシュされる。

Apple Find My認証取得品であるため、iPhoneやiPadなどの「探す」アプリに対応。EyeTagが付いた貴重品の位置情報を地図で特定し、そこまでの経路や距離などを一発で確認できる。

また貴重品などが半径50m内にある場合には、「探す」アプリの「サウンド再生」ボタンで音を鳴らして、所在を特定できる。そのほか「Hey Siri、鍵を探して!」と声をかけるだけでも音が鳴る。

Apple Find My認証取得品であるEyeTagは、近くにある「探す」ネットワーク上のデバイスが検知できるように、Bluetooth信号を送信。信号を受け取ったデバイスは、EyeTagの位置情報をiCloudに送信する。そのためiPhoneなどで「探す」アプリを開くと、マップ上で確認できるという仕組み。

もちろんEyeTagの場所は、本人(登録者)のみが見ることができ、位置情報や履歴がEyeTagの中に保存されることもない。EyeTagの場所を中継する(ほかのiPhoneユーザーなどの)デバイスは匿名が保たれる。

逆に誰かのEyeTagが知らない間に持ち物に紛れ込んでも、それをネットワークが検知。自身のiPhoneにアラートを表示するという。

同機は、100mAhのポリマーバッテリーを内蔵し、1回の充電で約1年使用できる。Qiワイヤレス充電に対応するため、面倒な電池の入れ換えは不要。Qi規格を満たす様々なワイヤレス充電ベースで充電できる。

そのほかIPX8相当の防水性を備え、突然雨に降られたり、水をこぼしてしまっても壊れることはない。

ワイヤレス充電に対応
IPX8相当の防水性を備える