AmazonのセキュリティカメラRing、日本語の定型文で自動応答が可能に

Ringドアベルの「クイック応答」機能に日本語を追加する

Amazonは、セキュリティカメラ「Ring(リング)」のドアベルシリーズに対応する新機能「クイック応答」に、日本語も追加する。これまでは英語のみ提供をしていたが、ユーザーからの要望を反映し、日本語での導入に至ったという。

クイック応答は、8つの定型メッセージから事前に選択した返答を、来客者がドアベルを押した際に自動的に発話させる新機能。ドアベルを押してから即時、2秒、5秒、10秒、15秒、20秒後のいずれかのタイミングで返答を事前設定できる。

また来客のライブ映像を確認しながら発話メッセージを選択することも可能。外出時だけでなく、在宅時でも家事やリモートワークで手が離せない場合などにも活用できるとする。

8つの定型メッセージは以下の通り。

• はーい、すぐにうかがいますので少々お待ちください。
• すみません、興味がありません。
• いらっしゃいませ、すぐに伺います。
• はーい、ただいま、すぐに対応することができません。しばらくお待ちください。
• 荷物は玄関先に置いてください。メッセージをのこす場合は、お名前とご用件をどうぞ。
• ただいま対応することができません。メッセージをのこす場合は、お名前とご用件をどうぞ。
• ありがとうございます。メッセージをのこす場合は、お名前とご用件をどうぞ。
• いらっしゃいませ。メッセージをのこす場合は、お名前とご用件をどうぞ。

定型メッセージのラインナップ

メッセージの録音や録画機能を利用するには、「Ring プロテクトプラン」への登録が必要となる。料金はBasicプランが350円/月または3,500円/年、Plusプランが1,180円/月または11,800円/年。なお2024年3月31日までは無料体験版を利用できる。