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レコルトから料理が映える白いホットプレート

卓上IHクッキンググリドル「RIH-1」とアヒージョ

ウィナーズは、キッチン家電ブランド「レコルト」から「卓上IHクッキンググリドル RIH-1」を11月10日に発売する。価格は19,800円。

円形フォルムが特徴的な卓上IHヒーターに、専用プレートの「クッキンググリドルプレート」をセットして使用する調理器具。「クッキンググリドルプレート」は韓国発祥で、「マルチグリドル」「グリドルパン」と呼ばれており、家庭でも使用されているという。別売のIH対応鍋をセットして使うこともでき、揚げ物モードや低温調理モードも備える。

日本ではキャンプなどのアウトドアで使われることが多いグリドルだが、自宅のテーブルで華やかに、複数人で食事を楽しめるようにと同製品を開発したとのこと。食材を焼くのはもちろん、中央に向かってなだらかなカーブになっているため、汁気の多い料理も作ることができる。

チーズフォンデュなども楽しめる

プレートには、料理を華やかに演出するホワイトカラーを採用。裏にはツメがついており、プレートのズレを防ぐ。また丸洗い可能で、手入れもしやすいとする。

プレート裏のツメが、ズレを防ぐ

温度設定は、加熱は7段階で調整可能。低温調理は55~95℃、揚げは140~200℃で、5℃刻みで調節できる。また操作パネルはIHヒーターに格納でき、食事中のテーブルをすっきりと使えるという。

操作パネルはスマートなデザイン
操作イメージ

手入れのしやすさも特徴。プレート表面はフッ素樹脂加工で汚れも落ちやすく、皿のように丸洗いできる。

卓上IHヒーターのサイズは約260×260×55mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.8kg。クッキンググリドルプレートのサイズは約380×330×42mm(同)で、重量は約1kg。消費電力は1,200W。使用可能鍋底径は直径12~24cmで、揚げる場合は直径12~22cm。卓上IHヒーターはクリームホワイト、グレーの2色をラインナップし、クッキンググリドルプレートはホワイトのみ。セット内容は、電源コード、スタンド、専用レシピブック、ガイドシート。

セットのスタンドを使って、卓上IHヒータを収納できる
しっかりと自立するため、コロコロと転がっていかない

専用レシピブックにも掲載されている「チュクミサムギョプサル」を試食した。チュクミとはイイダコを指し、韓国や新大久保では非常に流行っているという。イイダコ入りのサムギョプサルは初めて食べたが、魚介の旨味も感じられてとても美味しかった。熱を加えることでかなり汁が出てきたが、プレートの中心に向かって凹んでいるため、こぼすことなく食事ができた。

調理前。これを加熱の「6」で加熱していく
調理後。しっかり火が通って汁がかなり出ている
試食したチュクミサムギョプサル。サンチュに包んでいただく

熱の広がりとしては、中心から上に向かってなだらかに広がっていくようなイメージという。このグラデーションを活かし、アヒージョを作るときには、プレートの縁でパンを温めたりするのもおすすめとする。

プレートの縁で食材を温めることができる
アヒージョのレシピ
そのほか麺料理なども専用レシピブックで紹介されている

さらに別売で「IH対応鍋 RIH-1PT」を用意する。同日発売で、価格は3,960円。アルミ素材の鍋ながら、見た目は高級感のあるデザインに仕上げたという。

IH対応鍋 RIH-1PT
鍋の中は白い
鍋の底

サイズは約270×235×115mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約870g。容量は2.2L。クリームホワイト、グレーの2色を用意する。

新製品発表会に登壇した、極東地区 ジェネラルマネージャー SHキムさんは、日本からグリドルプレートの開発を相談された当初「韓国で使用されているプレートは格好悪かったから、レコルトと合うのか」と不安に思ったというエピソードを紹介。「こんなに綺麗に出していただいて」と、出来上がった製品のクオリティを称賛した。

極東地区 ジェネラルマネージャー SHキムさん