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パインアメをアイスやトーストにかける? 魔法のシロップメーカー

パインアメ 魔法のシロップメーカー「KDFD-007Y」

ライソンは、「パインアメ」をシロップ状に溶かして様々なアレンジ調理を可能にする「パインアメ 魔法のシロップメーカー KDFD-007Y」を、8月8日に発売する。価格は3,960円。なお、7月28日〜8月3日に先行予約をすれば、8月8日に届けられる。

本体

パインアメと水を入れて電源ダイヤルを回すと、シロップを作るのに最適な温度設定で、飴がゆっくりと溶けていきシロップが作れるマシン。ガスコンロや電子レンジで調理するより周りを汚さず、失敗しにくいという。なお、1度で最大15個のパインアメをシロップにできる。

パインアメと水を入れて電源ダイヤルを回すだけで、シロップができる

できたシロップは、パンやアイスにかけたり料理の隠し味にすれば、意外な美味しさを発揮する魔法のシロップだという。甘さと酸味のバランスが絶妙なパインアメシロップを、様々な料理に入れて、アレンジメニューや「味変」を楽しめる。

コンビニチキンやバターチーズトーストに「かけるだけ」の超簡単レシピから、パインアメ味の「酢豚」といった本格料理、更には賛否両論のパインアメ塩ラーメンまで約15種類のメニューを掲載。

トーストやアイスにかけるだけでも美味しいという
バターチーズトースト
パインアメフォンデュ
パインアメ酢豚
賛否両論のパインアメ塩ラーメン

本体サイズは、本体が約120×180×40mm(幅×奥行き×高さ)で、シリコン容器が約120×90×35mm(同)。重さは約250g。電源はAC100V(50/60Hz)。消費電力は、弱が25Wで強が45W。連続使用時間は1時間。

時間をかけて、じっくりと溶かしていく

「パインアメ」は、昭和26年、当時は高級品であったパイン缶の美味しさをみんなが手軽に味わえるようにと商品化され、以来70年以上にわたり、幅広い年齢層に愛され続けている。

ライソンは、パインアメを砕いて砂糖の代わりにしてベビーカステラを作ったらとても美味しいのではないかと思い、実際に試すと、非常に美味しく、社内で好評だったという。しかし、パインアメが硬くて上手く砕けず、金づちで叩かないとクラッシュキャンディを作れなかった。

次に、パインアメを溶かしてかき氷を作ってみたら美味しいのではと思い、調理したところ、パインアメかき氷も非常に美味しくできたという。しかしこれも、アメからシロップを作るのに、電子レンジや直火だと温度調節が難しく失敗しやすいことが分かった。

そこで、簡単にパインアメから調味用シロップを作れる家電を作りたいと、パイン株式会社に伝え、コラボ製品として開発することになったという。

同社は、ゆっくりとパインアメが溶ける様子を観察できるため、夏休みの自由研究にも良いのでは? としている。

容器の持ち手はパインアメの形