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Roborock、丸ごとおまかせロボット掃除機「S8」4way全自動ドック
2023年7月11日 18:05
Roborock TechnologyとSB C&Sは、水拭きモップの洗浄や乾燥に給水まで自動化したロボット掃除機「Roborock S8 Pro Ultra」を、7月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は229,900円。全国のヤマダデンキ各店舗と、ヤマダウェブコム、Roborock Japanダイレクトなどで販売される。
清潔な水拭きモップで掃除。自動洗浄で手を汚さない
水拭きモップの洗浄/乾燥/給水から、吸引されたゴミ収集や本体充電までの面倒なメンテナンスを自動化する「4way全自動ドック」が付属するロボット掃除機。手を汚すことなく、常に清潔な水拭きモップで家中を掃除できるという。
本体は水拭き掃除の途中または終了後に自動でドックへ帰還。ドック内で毎分745回転するブラシが、モップの汚れを洗浄する。洗浄を終えたモップは、熱風で自動乾燥し、臭いやカビの発生を抑制。乾燥時間は、湿気の多い時期やさまざまな環境などを考慮して、2〜4時間の3段階で設定できる。水拭きモップの洗浄に必要な水は、自動で給水される。
掃除中にモップ洗浄を行なう間隔は、10〜50分の9段階で設定可能。常に清潔なモップで掃除できる。
水拭きは、最大毎分3,000回でモップが高速振動するエリアが、従来機「S7 MaxV Ultra」と比較して60%アップして2カ所に拡大。新たに「水拭き超強力モード」も搭載した。皮脂、コーヒー、花粉などの乾いてこびり付いた頑固な汚れもキレイに拭き上げるという。
水拭き掃除のたびにモップを濡らす必要がないほか、水拭き掃除中にロボット掃除機の水タンク水量が不足すると自動でドックへ戻り、給水を開始する。
水拭きモップのメンテナンスだけでなく、ロボット掃除機本体がドックに戻ると、吸引したゴミも自動で収集される。2.5Lの紙パックに60日分のゴミを吸い上げられ、ゴミを捨てる手間を大幅に削減。紙パック式のため、ゴミを捨てる際にホコリが舞うのを抑えられる。
水拭き掃除中に超音波センサーがカーペットを検知すると、水拭きモップが自動で持ち上がり、水拭きせずに吸引掃除のみを行なう。水拭きのみの掃除やドックに戻る際は、動作音を抑えながら、汚れが広がってしまうのを防ぐため、メインブラシが自動で持ち上がる機能も追加した。
ドックに戻ると、ロボット掃除機本体を充電。最大で連続3時間、300m2の掃除ができる。これらにより、速やかな掃除の再開を実現し、広い範囲の掃除を快適に行なうという。充電時間は約4時間。
ロボロック最高の吸引力
吸引掃除の性能は、同ブランド最高の6,000Paの吸引力と、新開発のメインブラシ2本による「デュアルラバーブラシ」で、ラグやカーペットの清掃力を向上させた。
ひと通りの掃除を終えた後に、もう一度カーペットのみを掃除する「カーペット念入りモード」も新たに搭載。そのほかにも、フローリングの木目やタイルの目地に沿って動作するなど、きめ細やかな掃除を実現する。
物体の距離や形状を判断する高精度の3Dストラクチャードライトとカメラに加えて、赤外線イメージングシステムを新たに搭載。これにより部屋が暗くても床にある小物や挟まりやすい家具などを認識する。障害物を避けながら、丁寧に掃除を行なうとする。なお、認識や回避が可能な物体は、スリッパなどの履き物、コード、電源タップ、布類、ペットの排泄物、扇風機などの台座、体重計、ちりとり、紙くず、ペット、挟まりやすい家具など。
専用アプリでは、掃除ルートをリアルタイムで確認できる。部屋全体の掃除が終わるとアプリ上にマップが完成し、進入禁止エリアや掃除したい部屋/エリア/回数などの詳細な設定が行なえる。そのほか新たに、掃除中に走行が困難になりやすそうなエリアを自動検出し、アプリから進入禁止エリアを提案する。