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中川政七商店とカリモクが共同開発した座椅子とちゃぶ台

姿勢よくくつろげる座椅子と便利なちゃぶ台

1716年創業の麻織物の老舗・中川政七商店は、カリモク家具と共同開発した「座椅子 supported by karimoku」と「盆ちゃぶ台 supported by karimoku」、また座椅子とあわせて使用できる座布団3種を7月5日に発売する。価格は座椅子が77,000円、盆ちゃぶ台が38,500円。座布団は「麻紙布の半座布団」「麻紙布の座布団」「麻紙布の角座布団」をラインナップし、価格は順に7,700円、11,000円、33,000円。

佇まいと使い心地にこだわった座椅子

座椅子 supported by karimoku

「座椅子 supported by karimoku」は、日本人の体形に合わせてデザインされた折りたたみ式の座椅子。背中に絶妙にフィットする背もたれのカーブには、高温の蒸気で蒸した木材を型枠でプレスする「曲げ木」の技術を採用。カリモク家具の長年の知見をベースに角度や位置を微調整することで、腰と背中を適度に支える快適な座り心地を実現したという。

また一般的に生産が不安定で小径木が多い国産広葉樹は家具には不向きとされるが、できる限り有効活用したいという両社共通の思いから、素材には国産の楢材を使用。全体に耐久性のある塗装を施しているため汚れに強く、楢材ならではの風合いと美しさを保つとしている。

カラーは黒、ナチュラルの2色展開。なお、座布団は別売となる。

お盆としても使える小さなちゃぶ台

盆ちゃぶ台 supported by karimoku

「盆ちゃぶ台 supported by karimoku」は、天板を取り外してお盆としても使用できる、サイドテーブルサイズの小さなちゃぶ台。コップや書籍を置くのに最適なサイズとしている。

脚は折りたたみ式のため手軽に持ち運ぶことが可能。あたたかみのある栗材の風合いを楽しむために、座椅子同様、汚れに強い塗装を丁寧に施しているという。

座椅子の横にセットで並べたときの佇まいにもこだわっており、また和洋どちらにも馴染むデザインを特徴とする。

カラーは黒、ナチュラルの2色展開。

座椅子とあわせて使いたい3種の座布団

(上)麻紙布の半座布団、(中)麻紙布の座布団、(下)麻紙布の角座布団

座椅子とちゃぶ台にあわせて作られた、中川政七商店のオリジナル座布団。中わたの中心にコシのある芯材を入れることで、柔らかいけれどへたりにくく、安定した座り心地を実現したという。麻と和紙の糸を織りあげた生地は吸水発散性が高く、蒸し暑い夏も清涼感のある快適な肌あたりを特徴とする。

「麻紙布の半座布団」は一般的な座布団の半分のサイズ。背もたれにしたり、読書時に膝に置くなど様々な用途で使える。カラーは生成、墨の2色展開。

「麻紙布の座布団」は座椅子とあわせることで、より快適で上質なくつろぎを楽しめるという。カラーは生成、薄墨の2色展開。

「麻紙布の角座布団」は厚みのある座布団。座布団ならではの柔らかさと、ソファーのような安定した座り心地を兼ね備えているという。カラーは生成、墨の2色展開。

和洋どちらにも馴染む美しい佇まいと実用性を持つ