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濃厚ラテが簡単、ネスカフェ ドルチェ グストに低価格な普及モデル

ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S PLUS

ネスレ日本は、より濃厚なエスプレッソやラテが楽しめるカプセル式のコーヒーメーカー「ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S PLUS(ジェニオ エス プラス)」を4月1日に発売する。価格は15,800円。専用カプセルも同梱され、セットの内容は販売店によって異なる。ネスレ通販オンラインショップや、Amazon、楽天の各公式ストアで販売され、楽天では3月24日より先行受付を開始する。

また、ドルチェ グスト用の新しいカプセルとして、マイボトルでの利用に適した大容量サイズのアイスコーヒーが楽しめる「ネスカフェ ドルチェ グスト アイスコーヒーロースト XL」も同じく4月1日より発売する。16杯分で価格は1,185円。

新カプセルの「ネスカフェ ドルチェ グスト アイスコーヒーロースト XL」も発売

濃厚ラテも楽しめる「エスプレッソブーストモード」採用ながら低価格に

ネスカフェ ドルチェ グスト GENIO S PLUS

ドルチェ グスト GENIO S PLUSは、本格的なレギュラーコーヒーやミルクティー、抹茶など20種類以上から選んで、1杯ずつ手軽に楽しめるカプセル式コーヒーメーカーの新モデル。

特徴は、ラテなどが濃厚な味わいで楽しめる「エスプレッソブーストモード」を採用したこと。「豆を蒸らす」工程を加えた後に高圧抽出することで、よりコーヒー豆の味わいを強く楽しめて、ラテもアイスも濃厚にコク深くカスタマイズできるという。

蒸らし工程を加えるエスプレッソブーストモードに対応

同モードは抽出量「3」以下のコーヒーカプセルで使用でき、「ラテ マキアート」「カプチーノ」といったラテメニューや、「アイスコーヒーブレンド」などのアイスコーヒー専用カプセルと牛乳を使用して作るアイスカフェラテメニュー、「エスプレッソ インテンソ」も、より深い香りと味わいにカスタマイズできる。

さらに、スターバックスとコラボの「スターバックス カプチーノ」「スターバックス ラテ マキアート」「スターバックス キャラメル マキアート」も、濃厚に楽しめるとしている。

エスプレッソモードで抽出しているところ

このエスプレッソブーストモードは、既に生産を終了したモデル「エスペルタ」にも搭載していたもの。エスペルタはデザイン性の高さなども特徴的だったが、新しいジェニオ エス プラスは、より低価格で幅11.2cmとコンパクトながら、エスプレッソブーストモードが利用できるようになった。

なお、2021年に発売した「Genio S」(21,780円)とは異なり、スマートフォンアプリとの連携には対応しないため、操作は全て本体で行なう。

抽出量は最大XLサイズ(300ml)に対応し、抽出温度も調整可能。水タンク容量は800ml。

本体サイズは112×273×282mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2kg。定格消費電力は1,450W(待機時0.4W)。ポンプ圧力は最大15気圧(1.5MPa)。

エスプレッソブーストモードで淹れたラテ(右)を、通常モードでのラテ(左)と比較して試飲した。ブースト時は、ラテになっても深いコーヒーのコクが楽しめた。よりミルクの甘みを重視したい時は通常のラテにするなど、使い分けができそうだ

マイボトル向けに大容量アイスコーヒーの新カプセルも

ネスカフェ ドルチェ グスト アイスコーヒーロースト XLを抽出しているところ

新カプセル「ネスカフェ ドルチェ グスト アイスコーヒーロースト XL」は、サステナビリティ意識の高まりや節約志向などを受けて、マイボトルにぴったりな大容量のレギュラーコーヒーが手軽に淹れられるメニューとして提案。

氷を用意するだけでドルチェ グスト専用カプセルの中で最も多い容量となるタンブラーサイズのアイスコーヒーを淹れられる。100mlあたりの価格は約25円で、既存のドルチェ グスト アイスコーヒーブレンド(約41円/100ml)と比べても手ごろとなる。

コーヒー豆は中南米(ブラジル/コロンビア/ホンジュラス)のアラビカ豆を贅沢にブレンドして使用。フルーティーですっきりした味わいのアイスコーヒーを楽しめるという。

台座を外せばマイボトルも入るサイズに。写真のボトルはサーモスの350mlモデル(約14.5cm)
大容量のタンブラーサイズで作れる