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エコフロー、キャンプに持ち運べるコンパクトな冷蔵庫や冷暖房を発売へ

CESでスマート家電3種などを発表

EcoFlow Technology Japanは、スマート家電の「Wave 2 ポータブルエアコン」「Glacier ポータブル冷蔵庫」「Blade 芝刈りロボット」と「家庭用蓄電システム」を、米国ラスベガスで1月に開催された展示会「CES 2023」で初公開した。エアコンと冷蔵庫は2023年に日本で発売予定。

Glacier ポータブル冷蔵庫は、冷蔵・冷凍室に加え、製氷機を内蔵。1度に18個の角氷が作れるピンを搭載し、12分で氷が出来上がる。「庭でのバーベキューからキャンプやビーチまで、屋内での贅沢な快適さをアウトドアに持ち込める」という。

冷蔵・冷凍室は仕切りで2室に分けられ、それぞれ異なる温度に設定可能。1回の充電で最大で24時間稼働する。また、ソーラーパネルの接続にも対応。キャスターとハンドルも備え、持ち運びできる。

Glacier ポータブル冷蔵庫。本体左が冷蔵・冷凍室で、右が製氷機

Wave 2 ポータブルエアコンは、冷房に加え、暖房機能も搭載。従来機種に比べてコンパクトながら、パワーは向上させた。

Wave 2 ポータブルエアコン

Blade 芝刈りロボットはスマートフォンアプリで操作できる。操作は簡単ながら、GPSやLiDAR技術によりプロのような仕上がりになるという。日本での発売は未定。

Blade 芝刈りロボット

家庭用蓄電システムはポータブル蓄電池「DELTA Pro」を中心としたもので、ソーラーパネルを併用すれば静かに環境にやさしく災害時の電力をバックアップできるという。CESのイベントで同社のビジネス開発責任者のブライアン・エッセンマッハ―は、近年の電気料金高騰や異常気象をふまえ、「EcoFlowはこれまで以上に簡単に電力を供給することで、ユーザーが時間とお金を節約したり、家庭やアウトドア、モバイル空間での生活をより楽しくしたり、ユーザーの生活が充実するようにサポートします」と語った。日本での発売は未定。

家庭用蓄電システムで環境負荷や騒音を抑えて、非常時の電力をサポート