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セイコー、「青銀河塗り」で星がきらめく660万円の置き時計
2022年6月9日 10:05
セイコータイムクリエーションは、同社の高級ブランド「デコール・セイコー」から、夜空に浮かぶ銀河を表現した置き時計「悠久 AZ501L」、「AZ757L」、「AZ758L」の予約受注を、6月10日に開始する。価格は順に6,600,000円、550,000円、440,000円。
いずれも深みのある透明感が特徴の、漆塗りの技法「青銀河塗り」を施している。青銀河塗りは、同社が山内うるし工芸と共同開発した新たな技法。星空を思わせる輝きは、大小さまざまなサイズのプラチナ箔粉とアルミ梨地粉を組み合わせている。また、藍色の漆は10数回塗り重ね、表面の最終仕上げには伝統技法である「上擦漆蝋色磨き(うわずりうるしろいろみがき)」を施した。
悠久 AZ501L
「悠久 AZ501L」は、5台限定の受注生産品。人類初の脱進機構とされる、約900年前の中国北宋時代の水運儀象台の機構を基に、現代の置時計として開発。
下箱に青銀河塗りを施し、針、文字サークルにもブルーをあしらう。金属製の機構部分は金色と銀色のコンビネーション仕上げとし、ブルーとのコントラストが目を引く。文字サークルには、アラビア風のアラベスク模様を、デザインに溶け込ませている。
本体サイズは482×252×390mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは15kg。平均月差は±15秒。電源は単一形アルカリ乾電池4本。電池寿命は約2年。保証期間は5年。
AZ757L
「AZ757L」は、クオーツムーブメントでありながら、機械式時計を彷彿とさせる輪列の美しさを楽しめる置時計。
文字サークルには、アラベスク模様があしらわれ、台には黒色漆塗りを施している。
本体サイズは330×110×196mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約2.1kg。平均月差は±15秒。電源は単三形アルカリ乾電池1本。電池寿命は約3年。保証期間は3年。
AZ758L
青銀河塗りの文字板により、時分針や文字サークルが浮かんだような、モダンなスタイルの置き時計。
文字サークルはプラチナメッキで仕上げており、上品な銀色の輝きが、文字板のブルーに美しく映えるとする。
本体サイズは242×90×223mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約2kg。平均月差は±15秒。電源はコイン形リチウム電池(CR2477)1個。電池寿命は約5年。保証期間は3年。
