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フィリップス、深剃りでも肌の負担を防ぐシェーバー。最高峰S9000
2022年2月8日 16:11
フィリップス・ジャパンは、世界初となる過圧防止センサーで肌への負担を抑える電動シェーバーの最高峰モデル「フィリップス S9000シリーズ」を2月18日に発売する。「S9985/50」「S9982/54」「S9987/59」の3モデルを用意し、本体カラーや付属品が異なる。価格はオープンプライスで、Amazonでは2月8日時点でS9985/50が38,280円、S9982/54が42,900円で予約を受け付けている。
【修正】Amazonでの販売価格が変更されたため、反映しました(19時53分)
光の色で適切な肌への押し当てをガイド
「360-D フレックスヘッド」を備えた電動シェーバー。360度回転するヘッド部が顔の輪郭や凹凸に密着して剃り残しを減らし、広い面積のヘッドで効率的にヒゲを剃れる。3つのヘッドそれぞれにある刃も同時に360度回転し、異なる方向に生えたヒゲを効率よく巻き取る。
各ヘッドにある1枚目のリフト刃がヒゲを引き上げ、2枚目のカット刃が深剃り。カット刃が直接あたりにくい構造で、やさしく深剃りできるという。
毎分15万回カットするデュアルスティールプレシジョン刃でカットし、既存のS7000シリーズなどに比べて短時間でシェービング。自動研磨システムにより、回転するたびに内刃が外刃で研磨され、常にシャープな切れ味が続くという。
「ヒゲ密度感知システム」も備え、パワーアダプトセンサーが毎秒500回、ヒゲの密度を感知。ヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを調節して、ヒゲの濃い箇所にもアプローチする。
3つのヘッド部分にはマイクロビーズコーティングを施した。ビーズは球状で、1mm2あたり最大2,000個の微小球が肌との摩擦を軽減。非コーティング素材と比較して肌への負担を25%低減するという。
電動シェーバーは肌に押し当てすぎると深剃りはできても肌への負担となり、逆に押し当てが足りないと深剃りができないことから、これを検知するセンサーを新たに搭載。
フィリップスの研究により、1.5~4ニュートン(最大約400g)の圧力でシェービングすることで、深剃りと肌へのやさしさの両方を実現できることが分かったとしている。一方で、同社調査では男性の68%が適切な圧力でシェービングできていないという結果が出ていた。
S9000シリーズでは、センサーにより毎秒30回に渡って肌への圧力を感知。本体周りに光るインテリジェントライトリングが、センサーに応じて青(弱すぎ)、緑(最適)、オレンジ(強すぎ)の3つの色でユーザーに適切な圧力をリアルタイムで通知して、前述の1.5~4ニュートンの範囲でシェービングできるようにガイド。深剃りと肌へのやさしさを両立するという。
スマホでシェービングの適切さを後から確認できる
モーションコントロールセンサーも搭載。シェービング動作を追跡して、最適なストロークで剃れるようにする。
スマートフォンとBluetoothで接続でき、「フィリップスメンズグルーミングアプリ」と連動すると、シェーバーが効果的な円運動をチェックしてリアルタイムにフィードバック。シェービングのスコアを本体とアプリに表示する。
本体の防水仕様はIPX7で、風呂でも使用可能。本体サイズは約65×70×180mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約226g。
連続使用時間は約60分。充電は専用ACアダプターで行ない、充電時間は約1時間。AC100-240Vに対応する。
本体カラーは「S9985/50」がクロームシルバー、「S9982/54」がアイスブルー、「S9987/59」がダーククローム。
付属品は、ACアダプターや、洗浄用のクイッククリーンポッド、洗浄用のカートリッジ、収納ケース、クリーニングブラシなど。さらに、S9982/54とS9987/59の2モデルには、ライト付きの充電スタンドも付属。S9987/59のみ、ヒゲスタイラー「AC20」も同梱する。