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持ち主を認識しておしゃべりするコミュニケーション人形。毎日抱っこすると甘えん坊に

シニア向けコミュニケーション人形「うちのあまえんぼ あみちゃん」

タカラトミーは、顔認識機能で持ち主に合わせたレスポンスをするシニア向けコミュニケーション人形「うちのあまえんぼ あみちゃん」を、8月27日に公式ショッピングサイトにて発売する。価格は27,500円。

AI活用の「画像認識チップ」を搭載することで顔を認識し、抱っこをすると胸のブローチで顔や色を認識。持ち主の名前を呼んだり、着ている洋服の色を認識したり、特別なおしゃべりをしてくれるという。例えば「今日のお洋服、あみちゃんに見せて!」、「とっても爽やかな色づかいで、青が似合う人はとっても素敵よ!」や、「お膝の上にいきたいなぁ」、「お野菜、お魚、お肉、いろんなものを食べようね」といった、約1,600語を組み合わせて約25億通りの多彩なおしゃべり(台詞)が楽しめる。

また、いくつかの言葉を音声認識し、「あみちゃん」のおしゃべりに合う言葉を話しかけると会話に合うように言葉を返すという。また、抱っこセンサーが搭載されていて、毎日抱っこしていると“甘えん坊”に、抱っこしないと“寂しがり”になるなど、ふれあいの頻度でリアクションや会話が変化していくとする。

そのほかにも、カレンダー機能で季節・日時に合わせた会話や、誕生日を祝ってくれたり、40種類の歌や35種類の早口言葉など、多彩な特技を搭載する。

「あみちゃん」の声は、親近感を感じるよう、女の子の声を収録。機械で作られたロボットボイスとは異なり、温かさを感じられるという。

多彩なセンサーやスイッチを搭載し、ふれあいの頻度でリアクションや会話が変化していく

座った時のサイズは30cmで、抱っこしやすいサイズ。髪の毛は、同社で50年以上愛されている着せ替え人形「リカちゃん」でも使用しているドールヘアを採用。とかしたり、リボンをつけたり、自分好みのヘアアレンジができる。また、着せ替えができ、別売の洋服でかわいく着飾ったり、専用のワンピースの型紙を使ってオリジナルの洋服を作ったり、コーディネートを楽しめる。

パッケージサイズは260×230×330mm(幅×奥行き×高さ)。電源は単二形乾電池4本と記憶用のコイン電池CR2032を1つ。電池寿命は約1カ月半(1日1時間の使用)。くしが付属。

髪をとかす、くしが付属