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シャープ、“縦持ち”で英語力を身につける電子辞書。「聞く/話す」強化

Brain新モデル。左上が高校生モデル「PW-S1」、中央上が高校生モデル「PW-H1」、左下が大学生・ビジネスモデル「PW-B1」、中央下が中学生モデル「PW-J1」、右が生活・教養モデル「PW-A1」

シャープは、カラー電子辞書「Brain(ブレーン)」の新製品を2月10日に発売する。高校生モデルの「PW-S1」と「PW-H1」、大学生・ビジネスモデル「PW-B1」、中学生モデル「PW-J1」、生活・教養モデル「PW-A1」の計5機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は38,000円~48,000円。

机に置く使い方だけでなく、片手で持つ「くるっとピッタリ縦型学習」スタイルにも対応したコンテンツを収録する電子辞書。オンライン授業や自宅学習の増加などニューノーマル時代の学習スタイルに合わせ、分からない言葉をすぐに調べられる電子辞書の便利さと、暗記学習やテスト対策などの学習習慣を身に付けやすい機能でサポートするという。

高校生モデルは、2021年から導入された大学入学共通テストでも注目されている「聞く/話す/読む/書く」の英語4技能を高めるための機能を強化。新たに「ステップリスニング」機能や、文部科学省策定の新学習指導要領に対応した発音練習アプリ「ATR CALL 5000」も、縦型学習スタイルに対応した。すきま時間を活用して効率的に学習できるという。

また、中高生に関心の高い英語学習用コンテンツとして、電子辞書で初めての総合英語を新たに2冊収録するなど、最新版コンテンツを搭載する。そのほか、語句の検索性向上など、学習を継続するための使いやすさも高めた。

リスニングを段階的に強化、発音の採点も

従来の「読む/書く」に加え、「聞く/話す」学習を強化する機能として、ステップリスニング機能や、発音を学べる「ATR CALL 5000」アプリが、新たに縦型学習に対応。片手で持つ際の本体サイズを、前モデル「PW-SS7」から約2mmスリム化して、持ちやすくした。

本体がスリム化され、縦型学習時も持ちやすくした

ステップリスニング機能は、段階的に難易度を上げて聞く力を鍛えるもの。大学入学共通テストにおいて、リスニング問題の配点が従来の大学入試センター試験より約2倍に増えたことから、聞く力を強化するために搭載された。

「NHKラジオ講座 基礎英語2 for Brain」を収録し、再生速度を切り替えて聞きながら意味を確認するリスニング、英文を見ながら一文ずつ発音練習するリピーティング、英文を見ずに聞いた英語をすぐに発音練習するシャドーイングが行なえる。

高校生モデル(PW-S1/PW-H1)と中学生モデル(PW-J1)には、ATR CALL 5000を収録。文部科学省策定の新学習指導要領に対応した発音練習アプリで、高校卒業までに習得すべき英単語約5,000語とその用例を、性別や年齢の異なる30名以上のネイティブ音声で収録。発音を聞きとり、それをまねた自分の音声が録音され自動採点され、話す力が鍛えられる。

高校生モデルの「PW-S1」

英語の多読学習向けに「OXFORD BOOKWORMS ベストセラー厳選集」も収録。「赤毛のアン」や「忠臣蔵」などの有名な作品のほか、ウサイン・ボルトやマララ・ユスフザイの活動を伝える書籍など、話題のコンテンツを収録。高校生にも興味を持って読み進めやすい合計55コンテンツ(PW-S1/PW-H1)を揃え、英語の読解力強化に利用できる。移動時などに、持ち運びながらイヤホンで聞くといった使い方も可能。

また、書く力を養うための「英作ボードスピーキングプラス」機能により、作成した英作文を読み上げるスピーキングや、自分の発音を録音する聞き比べにも対応。面接や発表などのスピーチ練習にも活用できる。

小テストから受験対策まで。検索性も向上

PW-S1/PW-H1には、電子辞書初収録となる「クラウン総合英語 第3版」(三省堂)と、「総合英語be 3rd Edition」(いいずな書店)も収録している。

暗記学習に役立つ、最新の入試傾向を反映した最新版英単語コンテンツとして「英単語ターゲット1900 6訂版」(旺文社)、「夢をかなえる英熟語 新ユメジュク」(アルク)、「システム英単語5訂版」(駿台文庫)、「速読英単語 必修編 改訂第7版」(Z会)を搭載。効率的な積み重ね学習により、授業前の小テストから受験対策まで、着実な学力アップをサポートするという。

収録コンテンツ数は、PW-S1が280、PW-H1が241、PW-B1が150、PW-J1が150、PW-A1が150。

カラーシートで文字が隠せて暗記学習がしやすい「暗記ツール」機能を利用可能。12桁の電卓としても使えるほか、通貨換算、単位換算、年号計算、年齢計算にも対応する。

従来モデルに比べて検索性も向上。「5G」や「iPS細胞」など、英数字や漢字などの文字種が混在した単語をそのまま入力して検索可能となった。手書きに加え、キーボードにも文字種を切り替えるキーを新設するなど、スムーズな文字入力が可能になった。

【上記以外の新規コンテンツ】
「現代用語の基礎知識 カタカナ外来語 ABC略語辞典2021年版」
「プログレッシブ小学英和辞典」「プログレッシブ小学和英辞典」「小学館 例解学習国語辞典 第十一版」(PW-J1)
「山川一問一答 日本史 第3版」「山川一問一答 世界史 第3版」(PW-S1/PW-H1/PW-A1)
「ビジュアル・ワイド 日本名城百選」(PW-A1)
「大辞林 4.0」

ディスプレイは5.5インチ、854×480ドットのTFTカラー液晶。閉じた状態の本体サイズは152.4×94.5×18.4mm(幅×奥行き×高さ)。付属タッチペンを含む重量は約260g。

リチウムイオン充電池を内蔵し、連続使用時間は約70時間。連続表示は約140時間。イヤホン端子や、microSD/SDHCカードスロット(最大32GB)も備える。付属品は、ACアダプター、タッチペン(本体装着)、micro USBケーブルなど。

【型番と店頭予想価格、本体カラー】
高校生モデル「PW-S1」(280コンテンツ) 48,000円 ネイビー系、ホワイト系
高校生モデル「PW-H1」(241コンテンツ) 43,000円 ホワイト系、ブラック系、ネイビー系、レッド系、バイオレット系
大学生・ビジネスモデル「PW-B1」(150コンテンツ) 43,000円 ネイビー系、レッド系
中学生モデル「PW-J1」(150コンテンツ) 38,000円 バイオレット系、ホワイト系
生活・教養モデル「PW-A1」(150コンテンツ) 38,000円 ホワイト系、レッド系