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ダイニチ、11月の加湿器出荷金額は前年比180%で過去最高に

新潟県にあるダイニチ工業の中之口工場

ダイニチ工業は、2020年11月における加湿器の出荷金額が、ウイルス対策による需要拡大などで前年比約180%だったと発表した。2003年の販売開始以来、同社の最高実績となる。

同社では、加湿器需要の拡大をうけ、新潟の中之口工場にて前年比約5倍の人員で加湿器の増産に取り組んでいるとする(12月22日現在)。同社の加湿器は、寝室などでも使われることを想定した静かな運転音が特徴。設計から組み立て、検査まですべて新潟の工場で国内生産を行ない、3年間のメーカー保証も付いている。

なお、一般社団法人日本電機工業会(JEMA)によると、2020年11月の加湿器の国内出荷実績は前年比161.2%。加湿器の出荷は例年11月から12月にピークを迎えるという。

加湿器の出荷金額が前年比180%を達成