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難聴者と大画面で筆談できる「タブレットmimi」。話した言葉を素早く文字に
2020年11月11日 13:00
ソースネクストは、AIボイス筆談機「タブレットmimi(ミミ)」を12月4日に4,000台限定で発売する。価格は31,800円。レンタルの場合は月額2,980円。利用にはデータ通信が必要で、購入から2年間の通信は無料。延長時は有料契約手続きを行なう。
8インチディスプレイに、話した言葉をスピーディーに文字で表示していく筆談専用機。電源を入れて話しかけるだけで、内容を瞬時に大きな文字でディスプレイに表示する。加齢性難聴の方や聴覚障がいのある人と、スムーズに快適にコミュニケーションできるという。
本機の電源をオンにして話しかけると、入力された音声データが自動でクラウドにアップされる。クラウドで音声認識されて、本機のディスプレイに文字が出力されるという。データの送受信のために、日本国内で使えるeSIMを内蔵する。購入後の2年間は手数料などが不要で使い放題。なお、2年後にはサービスの延長手続きが必要で、延長しない場合は、Wi-Fi接続でも使えなくなる。
同社の姉妹品「ポケトークmimi」よりも簡単な操作で、より見やすい大画面と大きな文字で表示できる点が特徴。購入後は箱から出して電源を入れ、話しかけるだけで使い始められるので、電子機器の操作が苦手な人でも、迷わずに使えるという。
表示は、読みやすい教科書体フォントを採用し、文字サイズの変更が可能。背景には紙のようなテクスチャー処理をし、見た目の優しさを追求した。
ACアダプター付き充電ケーブルのほか、専用の充電クレードルを同梱。充電しながら使用すれば、バッテリー切れの心配をせずに使える。
本体サイズは約230.8×129.5×10.45mm(幅×高さ×厚み)。重さは約445g。容量5,020mAhのリチウムイオン電池を搭載。連続使用時間は約8時間。充電時間は、充電クレードルの場合は4〜6.7時間、ACアダプターの場合は3.2時間〜4.8時間。通信規格は4G LTE(KDDI回線に接続)。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/nに対応。