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Honda、大容量377Whのプロ仕様ポータブル電源。電気設備の点検などに
2020年10月5日 18:16
Hondaは、電気設備の点検業務などの使用に最適という業務用蓄電機「LiB-AID(リベイド) E500 for Work」を10月6日に発売する。全国のHondaパワープロダクツ取扱店で販売し、価格は128,000円。
電気保安工事や保守点検などの業務用途に対応する容量377Whのポータブル電源。独自の正弦波インバーターにより、電圧や周波数の変動が小さく、瞬間的な過負荷にも強い良質な電気を安定供給できるという。50/60Hzの使い分けが可能で、もし故障が発生した場合は接続機器の修理費用を補償。ポータブル電源を対象とした接続機器の不具合に対する専用補償は国内で初めてだという。
本体は堅牢なバスタブ型モノコック構造。バッテリーやインバーターユニットなどの電装部品を、一体成型したモノコックフレームでカバー。前後の外装パネルには軽量ながら剛性に優れたAES樹脂を採用しており、低温度環境や紫外線劣化への耐性も備える。本体コーナーには、衝撃を和らげるエスラストマー素材のプロテクターを装着した。
また他の発電機と接続し、高出力の機器も使える並列運転機能を搭載。2台を別売コードで繋ぐことで、900VAクラスの発電機感覚で利用できるという。
上部がフラットなため機材を載せられ、2台を縦に積んで省スペースでの保管も可能。フラット収納ハンドルを備え、持ち運びやすくしている。
充電時間は約6時間。満充電で約35~60分使用できる。出力ポートは交流コンセント2口、USB出力端子2口。
本体サイズは266×185×226mm(幅×奥行き×高さ)。重さは5.6kg。出力は定格300W/最大500W。AC充電器が付属する。