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テレビリモコンで家族を見守り。IoT電池+簡単リモコンのセット
2020年7月21日 10:00
JVCケンウッドは、JVCブランドより、リモコンをIoT化する商品として、国内テレビメーカー各社に対応する簡単リモコン&みまもり電池5機種を7月下旬より発売する。ラインナップはシャープ用「RM-A535SHMB」、東芝用「RM-A535TOMB」、日立用「RM-A535HIMB」、パナソニック用「RM-A535PAMB」、ソニー用「RM-A535SOMB」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は各3,980円前後。
JVC製のテレビ用簡単リモコンにノバルス製の「MaBeeeみまもり電池」(乾電池型IoTデバイス)をパッケージした商品。特別な機器や設備、工事なども必要なく、離れて暮らす家族のリモコンの操作状況をスマホアプリで確認し、安否がわかるようになる。
MaBeeeみまもり電池は、市販の単4電池を入れて単3電池として使う乾電池型のデバイスで、簡単リモコンは単3電池で動作する。電池が切れても入れ替えれば繰り返し利用できる。簡単リモコンは、国内メーカー5社の専用リモコンコードを設定済みのためすぐに使用でき、シンプルで見やすく押しやすい大型の丸ボタンを採用。同リモコンに「MaBeeeみまもり電池」(同梱)をセットし、スマホやPCから申し込むだけで、見守りサービスが利用できる。
見守られる側のスマホとMaBeeeみまもり電池をBluetoothで接続し、見守られる側がリモコンのボタンを押すと、見守る側のスマホアプリにその利用履歴を通知。離れて暮らす家族などの日々の安否確認ができる仕組みとなっている。見守られる側は、いつも通りリモコンを使っているだけなため、見守りカメラにあるような「監視されているような感覚」が低減されるとしている。
専用アプリには最大6名まで登録可能なトークルーム機能を搭載し、普段は一般的なメッセージアプリと同様にチャットでの会話が可能。リモコンの使用状況を検出し「毎朝見ているテレビ番組を今朝は見ていない」など、普段と異なる場合にトークルームに通知するほか、電池残量の低下を検知した場合にはアラートを通知する。
MaBeeeみまもり電池はBluetooth 4.1準拠。電源は単4電池。重量は約5g。簡単リモコンの外形寸法は5.6×20×2.9cm(横×縦×厚さ)。重量は約118g。電源は単3電池×2(MaBeeeみまもり電池を使う場合は単3電池×1、単4電池×1)。電池は別売り。