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ベビーカーのCURIOが国産フェイスシールドを量産
2020年4月27日 17:00
キュリオは、新型コロナウィルス対策としてフェイスシールドを発売した。週10,000個の量産体制を地元企業共同体で確立し、製造と販売を行なう。価格は10枚入り8,000円、100枚入り76,000円。
新型コロナウィルス感染拡大により、 全国の病院で個人用防護具の不足が深刻化しているという。これを受け、ベビーカー「CURIO」や電動車いす「SCOO」を手掛ける同社はフェイスシールドの製造と販売を開始。同社所在地である岐阜県の地元企業と協力し、週10,000個の量産体制を確立した。
PET樹脂のバイザーの上部に、頭部を保護するスポンジが付いており、ゴム紐で固定する仕様。自宅待機や休職中の協力企業の作業員に製造を依頼し、雇用安定と雇用促進も図る。また緊急事態宣言が発令されているため、在宅で製造できる体制を整え、作業員の安全を守るという。
同社ホームページと岐阜名産販売のオンラインショップで販売されているほか、岐阜県関市のふるさと納税の返礼品としても採択されている。これまでに羽島市民病院を始めとする全国の病院、クリニック、企業、個人から5,000枚以上を受注、2,000枚以上を納品したという。