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充電不要、スマホに挿すだけで使えるコンパクトサイズの翻訳機

スマート翻訳機「ZERO」

Timekettle(タイムケトル)は、スマートフォンに挿すだけで使えるスマート翻訳機「ZERO」の支援募集を、クラウドファンディングサイト・Makuake(マクアケ)にて開始した。本体を購入可能な金額は、6,380円~(税込・4月13日15時現在)。支援募集期間は2020年6月22日まで。製品の発送は7月末を予定している。

スマートフォンに接続して使用する翻訳機。本体の充電やペアリングなどの操作が不要で、翻訳が必要なタイミングですぐに使える点が特徴。本体サイズは小指ほどの極小設計で、専用ケースに入れて財布や名刺ケースに収納できる。Lightning端子搭載のiOSタイプと、USB Type-C端子搭載のAndroidタイプをラインナップ。

Lightning端子搭載タイプと、USB Type-C端子タイプを用意

聞き取り/翻訳/読み上げの3ステップに、それぞれ最適なAI翻訳エンジンを採用し、高精度な自動翻訳を実現。またアメリカやロンドン、香港、東京を含む世界の14カ所にクラウド翻訳サーバーを設置し、世界中のどこでも安定して使用できるという。

使用方法は、スマートフォンアプリ「Timekettle」を開き、本体をスマートフォンの充電コネクタに接続するだけ。翻訳可能な言語は、日本語/英語/中国語/韓国語/ドイツ語/フランス語など93言語(53アクセント含む)。対応言語は今後のアップデートで追加予定。

本体には4つのマイクを搭載し、前後左右の4方向からの音声を識別する。またノイズキャンセリング機能を備え、周囲の音を遮断することで、正確で素早い翻訳が可能だとしている。

対応言語一覧

音声翻訳だけでなく、テキスト翻訳、録音、音声のテキスト化(文字起こし)が可能。会議やインタビューの際に便利だとする。音声のテキスト化サービスは600分まで無料利用でき、600分を超えると1時間約100円の追加購入が必要となる。

またiOSタイプは、オフライン翻訳にも対応。Wi-Fiなどの通信環境がなくても、日本語/中国語、英語/中国語のテキスト・音声翻訳ができる。Androidタイプや他言語の対応については、実証試験中だという。

本体サイズは40×17×7.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.5g。収納カードが付属する。

翻訳だけでなく、音声のテキスト化にも対応