ニュース

ヤマハ、カセットボンベ式で非常用電源として使える家庭用インバータ発電機 ~定格出力がアップ

 ヤマハモーターパワープロダクツは、定格出力が900VAにアップした、カセットボンベを燃料とするインバータ発電機「EF900iSGB2」を、4月1日に発売する。価格は157,300円(税込)。

インバータ発電機「EF900iSGB2」

 インバータ方式の発電機。同方式は、家庭用電源と同等の良質な電気を供給できる点を特徴としている。カセットボンベが燃料なため、手軽に扱えるという。

 同社はインバータ方式の発電機として「EF900iSGB」を、2015年4月に販売。新モデルの「EF900iSGB2」は、定格出力が従来の850VAから900VAにアップした。さらに別売りオプションの並列運転ケーブルを使えば、2台の「EF900iSGB2」をつなぐ並列運転ができるようになる。最大1,800VAを供給可能とし、家庭などの非常用電源としての利便性を高めたという。

 近年、自然災害が多発していることから、非常用電源として小型ポータブル発電機が注目されている。中でもカセットボンベタイプは簡単な操作と燃料補給、劣化の少ない燃料による長期保管ができるといった特徴から、需要が高まっているという。

 本体サイズは、330×400×390mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約22kg。定格電圧は100V、周波数は50Hz/60Hz(切替式)。燃料容量は500gで、岩谷産業製カセットボンベ2缶を使用する(パワーゴールド、ジュニアを除く)。

並列運転ケーブルを使えば、2台の「EF900iSGB2」をつなげられる。最大1,800VAを供給可能