ニュース

HIKOKI、石膏粉が詰まらず、コンパクトなボード用ドライバ

 工機ホールディングスは、HiKOKI(ハイコーキ)ブランドから、軽量で好バランスのボード用ドライバ「W 4SE2」と「W 5SE2」を発売した。価格はどちらも32,600円(税抜)。

W 4SE2
W 5SE2

 内装用石膏ボードを天井や壁に貼る作業に使用する工具。クラッチプレートを従来の直径17mmから21mmへと大径化し、回転数のばらつきを抑えた点が特徴。クラッチのON/OFF切り替え時の動作を安定させたとする。

 ねじの浮き沈みを抑え均一に仕上がるように設計されているため、ねじの締め直しやボードの張り直しなどの手間を省き、思い通りの打ち込みを実現するとしている。

 従来品と比べてクラッチプレートの枚数を減らしモーターの小型化を図った。全長を9mm短くするほか、重心位置をハンドル側に20mm近づけることで重心位置からハンドル握り部までの距離を短くした。ハンドル握り部までの距離が近くなり、先端部が自重で下に傾く際、手首にかかる負担が減るため、取り回しが楽になったという。

 このほか、トリガにマグネットを埋め込み、磁力によりモーターをON/OFF(起動・停止)させることで、スイッチの無接点化を実現。石膏ボードの粉が電極接点に詰まることによる動作不良が起こらず、耐久性がアップしたとする。

 いずれも本体サイズは254×152×60mm(全長×高さ×幅)。重さは、0.9kg。ブラシレスモーターを搭載。ドライウォールネジは4mm/5mm(W 4SE2/W 5SE2)。無負荷回転数は6,500/5,000回/分(W 4SE2/W 5SE2)。

取り回しが良く腕が疲れにくいとする
思い通りの打ち込みができるという