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ハイコーキ、業界最速のねじ締め速度を実現した「ねじ打機」と、低騒音エアコンプレッサ

 工機ホールディングスは、「HiKOKI(ハイコーキ)」ブランドから業界最速のねじ締め速度を実現した「高圧ねじ打機 WF 4HS」「ねじ打機 WF 4AS」を発売した。価格は順に95,000円、92,000円(税抜)。

左から「高圧ねじ打機 WF 4HS」「ねじ打機 WF 4AS」

 エアコンプレッサと接続して使用するねじ打機。打込み性能を見直すことで、従来モデルと比べて「WF 4HS」は約1.7倍、「WF 4AS」は約1.2倍にねじ締め速度が早くなり、業界最速のねじ締めスピードを実現したという。

 打込み時の反動を減らすため、ピンストロークを変更。これにより、軽い力で押し付けるだけで、安定したねじ締め作業が可能とする。

 オイル分離構造を採用することで、効率良くオイルを吸着しオイルの飛散を低減。石膏ボードなどが汚れるのを防ぐという。またスクリュキャップを回すだけで排気カバーを取り外せるため、工具を使わずにマフラを交換できる。付属の専用工具を使用すれば、本体を分解せずにビット交換も可能。

打込み時の反動が低減したことで、テンポ良くねじ締めができる

 「WF 4HS」の使用空気圧は、1.76~2.26MPa。内径5mm以上、長さ30m以内の高圧専用ホース使用。

 「WF 4AS」の使用空気圧は、0.59~0.78MPa。内径8.5mm以上のエアホース使用。

 いずれも、本体サイズは119×292×298mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.8kg。使用ねじは、木下地用(JIS規格)が4.2×32~41mm(軸径×長さ)、木下地用(一般)が3.9×25~41mm(同)、鋼製下地用が3.5×25~41mm(同)。ねじ連結方式はロール連結(シート連結)。ねじ装てん本数は100本。ケース、保護メガネ、ビット交換工具、釘打機用オイル(50ml)が付属する。

低騒音エアコンプレッサ

 また、運転時の振動を80%減らし、運転音が最大59dBと低騒音の「エアコンプレッサ EC 1445H3(CTN)/(CS)/(CN)」を3月に発売する。価格は順に210,000円、212,000円、210,000円(税抜)。

エアコンプレッサ EC 1445H3(CTN)/(CS)/(CN)

 CTNは高圧・一般圧両用、CSは高圧線用、CNは一般圧専用。取出し可能圧力は、高圧が0~約2.5MPa、一般圧が0~約0.8MPa。吐出し空気量は、2.3MPa時に80L/分、0.7MPa時に95L/分。

 いずれも、本体サイズは328×615×337mm(幅×奥行き×高さ)、重量は15.8kg。電源は単相交流100V。消費電力は1,500W。空気タンク容量は12L。回転速度は最大2,300回/分。