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東芝キヤリア、2009年以降のエコキュート96機種・22万台で無償点検・修理 ~ユニット本体に変形のおそれ

 東芝キヤリアは、2009年11月から2019年3月までに製造した、一部のヒートポンプユニットを搭載する同社製エコキュート96機種・計229,138台について、ユニット本体が変形する場合があるとして、対象製品の無償点検・補修を行なうと発表した。

 対象製品は、家庭用エコキュートが「HWH-」から始まる型名の85機種で、2009年11月~2019年3月に製造されたもの。業務用エコキュートが「HWS-」から始まる型名の11機種で、2013年6月~2019年3月に製造の製品。対象となる型名一覧は、同社ページを参照。

 型名は、貯湯ユニット右下部や保証書に記載されているという。

型名の確認方法

 対象製品は、ヒートポンプユニット内の圧縮機が腐食によりまれに破損し、ヒートポンプ給湯機沸き上げ運転中にユニット本体が変形する場合があるという。

 補修内容は、ヒートポンプユニット設置面の傾き、ドレン排水の流れ具合、圧縮機の状態の3点を確認後、圧縮機近傍の底板に穴を追加し、防音材を交換するという。この補修により、防音材が吸水をしないようになるとしている。また圧縮機の腐食状態によっては、ヒートポンプユニット本体を交換する場合もあるという。

 この点検・修理に際し同社は、専用のコールセンターを設置。フリーダイヤル(0120-787-080、9:00~18:00)で点検・補修を受け付けるという。