ニュース

渋谷駅の無人ラーメン店で「ブラーバ ジェット」が食後にお掃除、2/14~2/28の期間限定

 アイロボットジャパンは、エースコックと日本マイクロソフトと連携し、JR渋谷駅の山手線外回りホームに、エキナカ無人ラーメン店「モッチッチ ステーション」に床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」を提供する。期間は2月14日~2月28日(平日のみ)。

モッチッチ ステーション
店内の様子
床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」

 「モッチッチ ステーション」は、エースコック「ラーメンモッチッチ」の美味しさを体験してもらうべく、渋谷駅構内に展開する無人の期間限定ショップ。アイロボットやマイクロソフトとの連携により、最新テクノロジーを応用した無人店舗が実現したという。

 飲食スペースの清掃を担当する「ブラーバ ジェット m6」は、iAdapt 3.0ビジュアルローカリゼーションによる高度なナビゲーションと、カメラやセンサーを搭載した床拭きロボット。

 食後に、「ブラーバ ジェット m6」がジェットスプレーでテーブルの汚れやベタつきを浮き上がらせて拭き取り、飲食スペースを清潔に保つとする。

 また障害物を感知して動くため、客の荷物や壁が濡れる心配もなく、人間が指示することなく拭き掃除を任せられるとする。

人間が指示することなく、拭き掃除を任せられる

 入店したら、まずはラーメンモッチッチを専用棚の扉を開けて取り出し、扉を閉めるとキャッシュレス決済がスタートするという。

 ラーメンの給湯が完了したタイミングで「熱湯5分」のタイマーが作動し、そこからラーメンを持って飲食カウンターへ移動して、モニターの「タイマー」ボタンをタッチすると、出来上がりまでの残り時間が表示される。

 飲食後は、ディスプレイの「CLEANING」ボタンを押して退店する。すると「ブラーバ ジェット m6」が自動で、飲食カウンターを掃除するという。

 なお開店前にはロボット掃除機「ルンバ i7+」が店内を清掃し、無人での店内クリーニングを実現するという。

入店後は専用棚の扉を開けて、ラーメンモッチッチを取り出す
専用棚の扉を閉めると、キャッシュレス決済がスタート
飲食カウンターに設置されたディスプレイに、出来上がりまでの残り時間が表示される
退店後は自動で掃除

 同店の営業時間は、2月14日~28日の11時~20時。平日および24日(祝振替)含む11日間のみで、土日は実施されない。提供商品は「ラーメンモッチッチ ワンタン麺/野菜タンメン」。販売価格は、店内飲食の場合は212円(税込)、お持ち帰り2個セットは416円(同)。決済方法はキャッシュレス決済(交通系ICカードやクレジットカードに対応)。

提供されるエースコック「ラーメンモッチッチ ワンタン麺/野菜タンメン」

 期間中に店内で飲食すると、記念のノベルティとして「こフタ」がプレゼントされる。エースコックのキャラクターである「こぶた」がデザインされたコルクコースターで、カップめんの蓋をおさえるウエイトとしても使用できる。

記念ノベルティ「こフタ」。カップめんの蓋をおさえるウエイトとしても使える