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キャノンデール、日本初のe-bike「Quick NEO」~エントリー向けのクロスバイクタイプ

 キャノンデール・ジャパンは、日本初となるe-bike「Quick NEO(クイック ネオ)」の発売を開始した。ヨーロッパでは、すでにロードバイクやMTBタイプなどのe-bikeを展開しているが、日本ではまずエントリー向けのクロスバイクタイプが上陸することとなった。価格は290,000円(税抜)。

日本ではブランド初となるe-bike「Quick NEO(クイック ネオ)」

 ドライブユニットは、日本でもお馴染みのボッシュ製「Active Line Plus」を搭載する。ヨーロッパで展開されているドライブユニットとしては、街乗り向けのラインナップとして位置づけられているが、十分にパワフルでモーター音が非常に静かな点が特徴だ。バッテリーは、インチューブタイプで500Whの大容量の「PowerTube」を搭載。スッキリしたデザインとなっている。ディスプレイは操作スイッチ一体型の「Purion」を採用している。

ドライブユニットはボッシュ製「Active Line Plus」
ダウンチューブにバッテリーが内蔵される
バッテリーの充電ポート
左ハンドル右側には、操作スイッチ一体型の小型ディスプレイ「Purion」

 少し寝かせたヘッドアングルと55mmのフォークオフセットの組み合わせで、高速時の安定性と俊敏なハンドリングを両立するという。重量のあるe-bikeにはベストな設計で、つま先が前輪に接触するリスクを軽減するとしている。

シマノAltus(9速)
前後輪にシマノ製油圧ディスクブレーキを採用

 コンポーネンツにはシマノAltus(9速)、油圧式ディスクブレーキはシマノ「MT200」を採用。タイヤサイズは700×35c。エントリー向けということもあり、通勤や街乗りに便利なキックスタンド、着脱可能なフェンダーブリッジ、ラックマウント、ライト用ケーブルが標準装備される。サイズはS・M・L、カラーはエメラルドの1色となっている。