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イケア、ソノスとコラボしたWi-Fi搭載スピーカー「SYMFONISK」
2020年1月29日 17:23
イケア・ジャパンは、アメリカのスマートホームサウンドシステムブランドであるSonos(ソノス)と共同開発したWi-Fi搭載スピーカー「SYMFONISK(シンフォニスク)」を、2月1日に発売する。テーブルランプタイプと、ブックシェルフタイプをラインナップ。価格は順に24,990円、14,990円(ともに税込)。
インテリアに溶け込むデザインを採用したWi-Fi搭載スピーカー(IEEE 802.11b/g/n、2.4GHz対応)。Bluetooth接続ではないため、着信によって音楽の再生が中断されることがないほか、専用スマートフォンアプリ「Sonos」を使用することで家中どこからでも操作できる。
操作は、本体ボタンや「Sonos」アプリ、別売のリモコンで行なうほか、AirPlay2にも対応する。本体は音声認識機能を搭載していないが、Amazon Alexa対応機器による操作が可能。Google アシスタントは2020年内に対応予定。
50以上の音楽ストリーミングサービスに対応している。「Sonos」アプリを利用すれば、スピーカーを2台用意してステレオサウンドを楽しめる。また2台を別の部屋に設置して同じ曲を聞いたり、それぞれ異なる曲を再生することも可能。
またiOSの「Sonos」アプリに限り、「TruePlay カスタムチューニング」機能を利用できる。スピーカーが部屋の広さや反響を分析し、出力を最適化してくれるという。
テーブルランプタイプは、ランプシェードに熟練の職人が1つ1つ作り上げた吹きガラスを採用。スピーカーとランプを一体にすることで、スペースを節約できるとしている。
本体サイズは、216×401mm(直径×高さ)。重量は3.28kg。電球は別売で、E17口金使用。本体カラーはブラック、ホワイト。
ブックシェルフタイプは、縦置き/横置きの両方に対応。別売の専用ブラケットやフックを使用して、壁やキッチンレールなどに取り付けることもできる。
本体サイズは310×150×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.16kg。本体カラーはブラック、ホワイト。
音楽を暮らしに取り込んで人生を豊かに
製品発表会場では、IKEA of Sweden,IKEA Home Smart,Product Design Developerのステーパン・ベーギチ氏と、Sonos Senior Product Managerのサラ・モリス氏によるトークセッションが行なわれた。
今回のコラボレーションは、ユーザーに音楽という新しいソリューションを提供したいイケアと、音楽をどうやってユーザーの人生に取り込んでいくか模索していたソノスが、互いの情熱を共有し、協力しあうことで実現した。
モリス氏によると、ユーザーがスピーカーを家に置かない理由には、「スピーカーが目立ちすぎる」「スペースがない」「コードが多くなり見た目が悪い」といったものがあるという。
「テーブルランプは照明として美しいだけでなく、一見スピーカーだとわからないため、目に見えないところから音楽が聞こえているような感覚になります。家具の中に音楽を潜ませることで、より楽しく、ストレスの少ない人生を送れると思います」(モリス氏)
また、ベーギチ氏は今後について「ソノスとのコラボレーションは1回限りのプロジェクトではありません。これから長期的に、家の中を音楽で満たすために協力していきたいです」と語った。