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【CES 2020】スマホ連動で見るべき位置を示してくれる、初心者向け望遠鏡「STARSENSE EXPLORER TELESCOPE」

 Celestronは、1月7日から10日(現地時間)にアメリカ・ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー「CES 2020」で、スマートフォン連動型の望遠鏡「STARSENSE EXPLORER TELESCOPE」を発表した。ニュートン式・屈折式でレンズ径に応じてそれぞれ2タイプ、全4機種がラインナップされる。すでに同社サイトにて販売が開始されており、価格は399.95ドルと179.95ドル。

ニュートン式の「STARSENSE EXPLORER TELESCOPE」
屈折式の「STARSENSE EXPLORER TELESCOPE」

 スマートフォン連動型の望遠鏡。スマートフォン専用アプリ「StarSense Explorer」を起動したスマートフォンを本体にセットすると、その座標とタイミングで現在見える惑星、星雲、銀河、星団、二重星の一覧がアプリ上に表示される。一覧から見たい惑星などを選択すると、その惑星などに関する説明の画面が表示される。

 その惑星を選択すると、アプリの表示が星空の画面に切り替わり、望遠鏡をどの方向へ動かすべきかがリアルタイムで示され、目的の位置までくるとアプリで知らせてくれる。あとは望遠鏡を覗き込めば良い。

 初心者は望遠鏡で夜空を観察しようと思っても、空に何が見えるのかや、どの位置に望遠鏡を向ければよいのかがわからないことから、開発したという。

 ニュートン式は反射板が130mm、114mmの2タイプを、屈折式は屈折器が102mm、80mmの2タイプをラインナップし、すべて25mmと10mmの接眼レンズが付属する。

現在見える惑星、星雲、銀河、星団、二重星の一覧
選択した惑星などに関する説明の画面
望遠鏡を動かすべき方向がリアルタイムで表示される
目的の位置へ望遠鏡が向いた状態