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【CES 2020】サムスン、AI搭載の個人用ケアロボットや新コンセプトのライフスタイル家電などを公開
2020年1月7日 18:12
サムスン電子は、アメリカ・ラスベガスで開催されているコンシューマー・エレクトロニクス・ショー「CES 2020」にて基調講演を行なった。登壇したキム・ヒョンソク社長は、これからの10年を“体験の時代(Age of Experiences)”と定義。「消費者が家電に求めるものは、便利さや家電を使うときの楽しさといったポジティブな体験であり、より新しい体験を求めるユーザーの声が、技術の革新に繋がることでしょう」と語った。
講演では、同社の最新ハードウェアとAI技術を組み合わせた知能型コンパニオンロボット「Ballie(ボーリー)」が公開された。手のひらサイズのボール型ロボットで、ユーザーを認識して自動で追従し、生活をサポートしてくれるという。
本体にカメラを搭載しており、家の中を動き回ってモニタリングできるため、スマートフォンを通じて、外出先からでも家の様子が確認できる。カメラが汚れた部屋を認識するとロボット掃除機を起動させるといった、スマート家電との連携も可能。
このほか、ユーザーがトレーニングやヨガをする姿を撮影し、モニターに映し出すこともできるため、正しい姿勢でのトレーニングに貢献するという。
またオンデバイスAIを搭載、セキュリティとプライバシー保護機能も強化されている。