ニュース
家電製品の使用状況で異常を検知する、高齢者向けの見守りサービス「Sobamii(ソバミー)」
2019年12月26日 11:00
周南マリコムは、家電製品の使用時間を検知することで、離れた場所に暮らす高齢者のSOSを確認する見守りセンサー「Sobamii(ソバミー)」を、Makuakeにて先行予約販売を開始した。本体のレンタル代込みの、半年間の利用料が12,200円~(12月20日現在)。予約は2020年2月17日まで。発送は、一般販売と同時期の2020年3月を予定。
なお一般販売価格は、月額2,650円(税抜)、半年間だと17,490円(税込)を予定している。
家電製品の使用時間を検知し、一定時間の連続使用または未使用の“異常時のみ”に、あらかじめ登録された見守る側にSMS(ショートメッセージ)で知らせるサービス。カメラで監視されている感覚などが一切なく、普段通りの生活を送っているだけで、見守りが可能になるという。
利用方法は、本機を家電製品とコンセントの間に設置するだけだとする。具体的には、本体のコードをコンセントに挿し、テレビなど見守り対象者が日常的に使う家電製品のコードを、本体背面にあるコンセントに挿す。その後、異常検知時間や、異常検知時に連絡する電話番号の登録を行なう。
初期設定では、24時間の未使用時または12時間の連続使用で、利用者の動きがないと判断しSMSを送信する。この時間は、1時間~24時間で1時間毎に設定できるという。
本体サイズは140×115×43mm(幅×奥行き×高さ)。重さは380g。
なお本サービスは、購入時の申込期間(6カ月または12カ月)を過ぎても解約をしない場合は自動更新となり、以降は月額2,650円(税抜)の利用料が必要になる。電話での解約が可能。途中解約時には解約金は発生しないが、月額料の返金は不可。
同社は、従来の緊急通報事業は、ボタンを押すことでしか対応できないサービスが多かったとする。この問題を解消し、日常生活を送るなかで見守れるSobamii(ソバミー)を開発したという。