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子どもが指定範囲外へ移動すると、即座に保護者へ通知するGPS見守りタグ&サービス

 ビーサイズは、AIみまもりロボット「GPS BoT」をアップデート。新たに、AIが子どもなどの行動範囲を自動学習し、普段の行動範囲から離れた時に、AIが自動で判定し保護者のスマートフォンにプッシュ通知で注意を促す機能を搭載した。

 端末価格の4,800円(税抜)のほか、サービス利用には月額480円が必要。初期契約事務手数料や解約料、契約年数の縛りなど、追加費用や付帯条件は一切ないという。

AIみまもりロボット「GPS BoT」

 GPS BoTは、搭載するGPSで計測した位置情報データを、携帯電話回線で発信する見守りタグ。ランドセルやバッグなどに入れておけば、リアルタイム(1〜2分間隔)で子どもなどの現在位置を、保護者のスマートフォンで確認できるというもの。

リアルタイム(1〜2分間隔)で子ども現在位置や移動の軌跡を確認できる

 クラウドのAIが、自動で子どもなどのよく行く場所を学習し、目的地への到着や出発を、保護者登録したスマートフォンへプッシュ通知する。

自動で子どものよく行く場所を学習する

 さらに今回のアップデートにより、行動範囲の自動学習と、行動範囲の逸脱を自動で通知する機能を追加された。

 同機を持ち歩くと、子どもの行動データがクラウドに蓄積され、AIが行動パターンを自動学習。子ども一人一人の普段の行動に応じて「行動範囲」を決定する。

 その学習結果は、スマホアプリ上で保護者に提案され、「ふつう」「やや広め」「広め」の3パターンから、「行動範囲」を選択可能。選択した「行動範囲」から、子どもが逸脱した場合に、AIが自動で判断し、保護者のスマートフォンへ「ふだんの行動範囲から離れたようです」とプッシュ通知が届くという。

AIが子どもの「行動範囲」を提案。設定後には「行動範囲」を逸脱した場合に、保護者に知らせてくれる

 今回の機能追加により、保護者が気を張って子どもの居場所をチェックしなくても、「何かあれば通知がくる安心感」を得られるとする。

 本体サイズは50×19×50mm(幅×奥行き×高さ)。重さは46g。充電頻度は、バッテリー優先モード(約3分間隔で現在地を更新)で目安3〜7日、頻度優先モード(同約1〜2分間隔)で目安1〜4日。充電時間は2〜3時間。位置測定は、GPS/Wi-Fi/携帯基地局の電波によって測位。通信可能エリアは、国内の3Gエリア(FOMA/FOMA+エリア)。防水性能はIP55(生活防水・防塵機能)。

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